先日、ガーディアン紙でこんな長編記事を読みました。
以前、このブログにも書いたことがあるJapanese Knotweed(イタドリ)についてです。
↓↓↓
元々イタドリはイギリスにはない植物で・・・
19世紀に観賞用物として、日本からイギリスに輸入されたのが始まりです。
当初は珍しくて綺麗な植物として人気があったそうなのですが・・・
イタドリが繁茂してその破壊威力に驚愕。
現在では、イギリスでイタドリは破滅的な長期戦の相手を示すのですが・・・
この記事では各地で拡大してしまったイタドリと、その対策や撲滅キャンペーンの様子が書かれています。
イタドリは簡単には死滅しない植物で・・・
植生するエリアを深く掘って、その根と土ともにきちんと処理する必要があります。
根や茎など少しでも残っていると、そこから増殖を繰り返す困った植物で・・・
イギリスでは、故意にイタドリを植えて増やすことは、Wildlife & Countryside Act 1981という法令で禁止されているほどです。
また2014年には、Anti-social Behaviour, Crime and Policing Act 2014という新法令が出来て・・・
イタドリを放置するのは反社会的行動と認められてもいます。
ガーディアン紙の記事によると・・・
イギリスの家の5%がイタドリに侵されているらしいです。
もちろん、イタドリが庭にあることで家の価格は下落するわけですが・・・
たまたま購入した家の庭に生えてきていた、なんてこともまだ実際にあることなので油断出来ません。
イギリスのウェールズ地方、カーディフ北部にあるタフ川沿いの5ヘクタールの土地は・・・
2011年からジョーンズ博士のイタドリ管理の実験地になっているそうです。
そこで分かったのは、なんとなんでも死滅してしまった塩水でもイタドリは育ってしまうのだとか。
恐ろしや、イタドリ。
そして唯一イタドリ対策に効果があるのはglyphosate(グリホサート)系除草剤だとか。(鬱)
イタドリに効くというなら、かなり強力なことは確実だから・・・
ほんとならネオニコチノイド系農薬とともに使用禁止にしてもらいたいくらいです。
でも、イタドリ対策には欠かせないようなのでしょうがない。
そんなわけで、今のところイタドリ管理に1番効果が見られているのは・・・
毎秋にグリホサートをイタドリに吹きかける、または茎などに注入すること。
これを7年間くらい繰り返す、のだとか。
でもそれでも確実にイタドリが死滅するわけではなく、地中で根茎は生き残るようなので油断大敵です。
イタドリとの闘争は忍耐と労力が必要ですね。
そういえば、そんなイタドリですが・・・
私の友人Yさんの近所の庭から他のうちの庭に広がり、数年間除草剤を撒いたりと格闘していたことがあります。
現在はもう大丈夫なのかしらん?
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪
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