Thursday, 17 September 2026

孤児院を支えた著名人たち

昨日の続きです〜。

18世紀にThomas Coram(トーマス・コーラム)氏によって設立された孤児院/児童養護院。


18世紀のロンドンでは・・・


子どもたちの75%が5歳になる前に亡くなっていたそうです。(悲)

人口が急増していたロンドンでは・・・

貧困や犯罪などの深刻な社会課題を抱えていました。

そんな時代に、孤児院の必要性を感じたコーラム氏は素晴らしいですね。


当時、この孤児院に賛同した著名人たちも慈善事業に協力してたそうです。

その中には画家William Hogarth(ウィリアム・ホガース)氏・・・


作曲家George Frideric Handel(ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル)氏・・・


Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)氏などの著名人も含まれていたとか。

ディケンズ氏は「Oliver Twist(オリバー・ツイスト)」や「Little Dorrit(リトル・ドリット)」などの小説の中で・・・

この孤児院や子どもたちの環境を描いていたそうです。

ホガース氏が描いたコーラム氏の肖像画や・・・


「フィンチリーへ向かう近衛兵の行進」も飾られていました。


ヘンデルは資金集めにコンサートをしたり大きく貢献していたそうで・・・

博物館内にはヘンデル・ギャラリーもあり、楽譜だけでなく遺書も展示されてました。


もちろん程度は違っても、現代にも貧困や社会問題は絶えずあるし・・・

今も育児放棄などあるから過去の終わった問題とは思えないけどね。

小さな博物館なのでそれほど時間もかからないし・・・

有料だから混雑もしていないのでオススメです〜。




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Wednesday, 16 September 2026

ファウンドリング博物館

週末、ダンナと一緒に2つの博物館をはしごしてきました。

最初に行ってみたのはココ・・・



1739年にThomas Coram(トーマス・コーラム)氏によって設立された孤児院だったところが・・・


現在は博物館になっています。

たまたま私たちが到着したとき、直前に開始したガイド・ツアーがあって・・・

話を聞きながら1階部分(グランドフロア)の展示を回ることが出来たのでラッキー。


今はロンドン中心地で近くにはUCLとか大学もあるけども・・・

当時、この辺りはほぼ何もない土地だったようです。

今もそのときの名残りがあって・・・

博物館の周辺にはコーラムの児童チャリティー団体や公園があります。

ここは孤児院というか児童養護院だった、という感じでしょうか。

そこにいる子たちのほとんどは、親と死別した子というよりも・・・

貧困な親が育てられなくて、置き去りにされた赤ちゃんや子どもが大半だったようです。

この孤児院が出来る前には、教会やゴミ置き場に捨てられていたのが多々・・・

それを見かねたコーラム氏が、こういった子供たちを預かる施設を設立。

といっても、当時は施設で受け入れることが出来る人数には限りがあったので抽選で・・・

白色ボールだったら入所、オレンジ色は待機、黒色は失格、だったとか。

なんか黒だったら残酷だけどね。

そして入所が決まると、親子の特徴などをすべて記録して・・・


何かしら自分の身につけているものを目印として親が置いていったとか。

それがトークンと呼ばれるもので・・・


ヘアピン、硬貨、ボタンやジュエリーなどさまざま。

そして、記録帳には子どもに付けた番号も記述。


これらを元に、親が子どもを迎えにきたときのための目印にしたそうですが・・・

やはり迎えにくるというのはかなり稀なことだったようです。

孤児院では制服で生活してたそうですが・・・


かなり厳しい生活ルーティーンを送っていたそうです。

もちろん路上生活するよりはマシだろうけど。

ガイドさんの話を聞いてたら・・・

子どもらしい楽しい生活というよりは、ほぼ軍隊のような感じでしたね。


だって食事中もおしゃべり禁止だったって!

友だちとご飯食べながらおしゃべりも出来ないなんてヒドいよね〜。

それに、この孤児院は1954年で閉鎖されてしまったのだけど・・・

数年前に、この施設で育った子どもたちの生の声を聞くという企画があったそう。


もともとこの場所にあった孤児院は1926年まで・・・

その後、1926〜1935年はRedhill(レッドヒル)、1935〜1954年までBerkhamsted(バーカムステッド)に移動。

そして、その企画に参加した元住人たちの声を聞くビデオも流れていました。

40年〜50年代に孤児院にいた子どもたちももう70〜80歳代の老人ですが・・・

今でも鮮明にいろいろと覚えていてどんなに不味い食事だったか、など話していました。

ちゃんと食事もあり飢えることはなかったし・・・

最低限の教育も受けられたから、孤児院を出たあとも生活していけたのだろうけど。

そういえば、バーカムステッドの孤児院は・・・

そのあとそのまま建物を利用してセカンダリー・スクールになったそうです。

そしたら、このツアーの参加者の中の1人が・・・

昔そのセカンダリー・スクールの生徒だった、と言っててビックリ!

とても素敵な建物だったそうです♪

ちょっと他にも書きたいことがあるので、この続きはまた明日〜。




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Tuesday, 15 September 2026

日本のビール

下町ロンドンに住んで長いけど・・・

イギリスでも日本のビールが売り出されたのはかなり前です。

アサヒビールはスーパーマーケットやレストランでかなり浸透しているし・・・

キリンビールもたまに日本食レストランで見かけます。

まぁ両方ともヨーロッパ生産だけどね。

それにアサヒビールは、未だに「アサハイ」と発音してる人が多いし。(呆)

そしたら昨日、久し振りにスーパーマーケットの1つSainsbury's(セインズベリーズ)に行ったら・・・


サッポロビールが売り出されていました。(驚)

思わず1人で「サッポロビールじゃん!」と声に出しちゃったし。

確認してみたら・・・

やはりコレもヨーロッパだかイギリスで醸造されたものでした。

週末には、ダンナとラーメンを食べたんだけど・・・

そこでもこんなビールがありました。


やはりコレもイギリスで醸造されたものだったけど・・・

沖縄のオリオンビール♪

だんだんと日本のいろいろなビールも、受け入れられてきているようですね。

ただ、日本の水とこちらの水は違うだろうから・・・

やはり味は若干変わってしまうだろうけども。

そのうち日本のクラフトビールもどんどん入ってくるのかな?




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Monday, 14 September 2026

線路下のアフガニスタン料理レストラン

週末、ダンナの同僚S(オランダ人)と一緒に・・・

下町の線路下にある、隠れ家的な雰囲気を活かしたお店に行ってみました。

行ってみたのはAzra Kitchen(アズラ・キッチン)。


人が周りに多くて、なるべく人が入らないように写真を撮ったら・・・

なんか全体像がわかりにくくなったけども。(爆)

アズラ・キッチンはアフガニスタン料理のレストランで・・・

今のところ金、土、日の3日間しか開店していません。

私たちはテーブル席だったのですが・・・


1番奥には日本の座敷みたいな、靴を脱いで上がる絨毯のところもありました。

ダンナやSは床に座るのが苦手だから、テーブル席で安堵してたけどね。(笑)

まだオープンして1〜2ヶ月みたいだけど・・・

すでにスタンダード紙でも紹介されてました。

初めて食べてみたアフガニスタン料理は、中東のような感じだけどスパイスが控えめ・・・


やさしい味わいで素材の旨味を活かした料理が多かったです。

上はヨーグルトとスパイスでマリネしたチキン胸肉だけど・・・

バターの効いたサフラン・ライスの量が半端なく多かったです。(笑)

写真下の右側は、Mantu(マントゥ)っていう蒸し餃子みたいなもので・・・


シンプルに牛ひき肉とタマネギなどを包んだもので、美味しかったです。

ヨーグルトやトマト・ソースみたいなものがかかってました。


野菜中心に注文してみたけどなかなか良かったです。

それに料理はすべて自立を目指すアフガニスタン出身の女性たちによるもの・・・

スタッフもみんなフレンドリーで応援したいな。

ちなみにスタンダード紙には・・・

Bring Your Own Bottle(BYOB/アルコール持参)とあったけど、それは誤情報。


スタッフに確認してみたら・・・

アルコールはお店でも売ってないし、持ち込みも禁止です。

こんなコーラ初めてみた!






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Sunday, 13 September 2026

ナショナル・アート・パス

今日はお天気が悪かったのだけど・・・

ダンナと一緒にロンドン市内の博物館に行ってきました〜。

というのも、3ヶ月前に手に入れたこのカードを無駄なく使うため。


芸術支援チャリティ団体Art Fund(アート・ファンド)の・・・

お得に博物館や美術館などに入場出来るメンバーシップです。

日本から友人Cちゃんが来るというタイミングで・・・

ちょうど、3ヶ月間のお試し用カードのオプションがあり、プラス1という2人用を購入。

結局、Cちゃんとは行く機会はなかったのだけど・・・

先月にはCourtauld Gallery(コートールド・ギャラリー)で観たかった特別展にも、半額で行くことが出来ました。

常設展もカードで無料だし。(喜)

で、今日は、今月いっぱいで期限が切れてしまうカードを使うために・・・

ダンナも楽しめそうな博物館に行ってみることにしたのでした。

また詳しくは明日以降に記事にしてみるけどね。

ナショナル・アート・パスは、ロンドンを含むイギリスの博物館や美術館だけでなく・・・

いくつかのナショナル・トラストのお屋敷なども含まれます。

中には入場無料になるところもあるし、入場料や特別展が半額になるところも・・・

もともと入場無料のところは、カフェやショップでの買い物が割引になったりね。

残念ながら、3ヶ月お試し用はもうないみたいけど・・・

それぞれの博物館や美術館のメンバーになるよりはお得かも。

ただ施設によって、チケットの購入の仕方が違うので気をつけることが必要です。

すべての博物館や美術館が含まれてないものの、使い方によってはとてもお得なので・・・

まずはウェブサイトで確認してみることをオススメします。




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Friday, 11 September 2026

当たり年

今週、やっとシトシトと何時間も雨が降ってくれました。

昨夜もちょっと降っていたみたいで・・・

朝、ビリーに起こされて散歩に行ったら、辺りや地面も濡れていました。

まだまだ干ばつ解消には降り足りないけど・・・

庭の芝生にも少しだけ緑が戻ってきました。


雑草も一緒に回復してるけどね。(爆)

ところで、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

今年はほんと暑くて、熱波が5回もあった下町ロンドンだったのだけど・・・

どうもイギリス産のスパークリング・ワイン業界には朗報だったようです♪

West Sussex(ウェスト・サセックス州)、Kent(ケント州)とHampshire(ハンプシャー州)にワイナリーを持つ・・・

イギリス産スパークリング・ワインを生産するNyetimber(ナイティンバー)

pinot noir(ピノ・ノワール)、chardonnay(シャルドネ)とpinot meunier(ピノ・ムニエ)の3品種のみを栽培し・・・

イギリスで最初にスパークリング・ワインを造り始めたワイナリーです。


夏の暑さが幸いし、今までで最も早い時期にブドウ収穫を開始するとかで・・・

今年はvintage year(ヴィンテージ・イヤー)、つまり当たり年になるそうです。

2026年はスパークリング・ワインに限らず・・・

他のイギリス産ワインにも期待出来るかもしれません。

ただそれとは逆に、干ばつでbarley(大麦)の収穫が悪くて・・・

ビールの出来は良くないようなので、ビール好きには残念な年かもね。




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Thursday, 10 September 2026

やっと制裁措置

一昨日、イスラエル占領下であるWest Bank(ウェスト・バンク/パレスチナのヨルダン川西岸)の・・・

違法なイスラエル入植地に対して、イギリスの制裁措置を発表しました。

国会でEd Miliband(エド・ミリバンド)外相がそれを発表したわけですが・・・

まだ十分とは言えないけどやっとやってくれた、という気がします。

夏の間に集中的に外交活動をしていたようで・・・

制裁はフランスやカナダを含む12ヶ国共同で実施するようです。

制裁措置の内容としては、入植地からの物品の輸入を禁止する・・・

新たな武器輸出入取引ライセンスや、入植地拡大のためのサービスを提供する企業や個人も制裁の対象とするなど。

制裁を発表してすぐ、イスラエルや国内から大きく反発があったけども・・・

これは入植者テロリストたちの暴力や破壊行為を指しているもので・・・

ユダヤ教やユダヤ人へ向けたものではない、ということをしっかりとミリバンド外相も明言していました。

演説では、ミリバンド外相は自身がユダヤ人であることを前置きしてたし。

ほんとだよ、それとこれとはまったく別問題。

だって、極右なイスラエル政府が容認している・・・

パレスチナ人のethnic cleansing(民族浄化)を指摘しているのだから。

それに意見は多少分かれてはいるようですが・・・

イギリスの指導的な立場にあるラビたちも、イギリス政府の制裁を歓迎しています。

個人的にはイスラエル自体への制裁も必要だと思うので・・・

買い物をするときにはイスラエル産のものはすべて避けることにしています。

でもこれは国家レベルで実施すべきで・・・

まずは、イギリスからイスラエルへの武器輸出をすべて差し止めるべきですね。





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