Tuesday 23 May 2023

ヒーヴァー城に行ってみた〜。

週末、ダンナと一緒にケント州にお出かけしてきました。

行ってみたのはココ。


以前から行ってみようと思ってはいたものの・・・

ナショナル・トラスト会員である私たちは、いつもナショナル・トラスト管理の屋敷などを優先していたので、機会を逃したままでした。


で、ちょうど無料チケットを手に入れたので、さっそく行ってみることに。(爆)

ヒーヴァー城はもともと城ではなくて、14世紀の要塞の一部を使用したものだそうです。

そして、15〜16世紀にはブーリン家の居城になりましたが・・・


ブーリン家といえば、メアリーとアン姉妹。

ヘンリー8世の愛妾になった姉のメアリーや・・・

ヘンリー8世の2人目の妻になり、王妃になった妹アンの生まれ育ったところです。


当時のカトリック教会は離婚を禁じていたため・・・

イングランドを離脱させて、イングランド国教会を創設してまでアンと結婚したヘンリー8世。

ストーカーのような行動ですが。(爆)

それなのに、結局、アンは不貞による反逆罪を言い渡されて・・・

ロンドン塔で処刑(斬首刑)されてしまいました。(恐)

ロンドン塔でも幽霊が出るとか噂がありますが・・・

このヒーヴァー城でもその手の噂があるようですね。

ヘンリー8世は跡継ぎの男の子が欲しかったようだけど・・・

アンは女の子1人に恵まれ、その子がのちのエリザベス1世となりました。

アンの処刑が行われたのは、そのエリザベス1世がまだ3歳にもなっていないとき。(驚)

屋敷内には、エリザベス1世の子供の頃の絵画も飾ってありました。


母親似というより父親似だったのかしらん?(笑)

大人になってからのイメージの方が印象深いですよね。


アンの処刑から数年後には、ヒーヴァー城はブーリン家の手を離れてしまったようなので・・・

エリザベス1世は、ここに祖父や祖母、伯母を訪問していなかったかもしれませんね。

でも、ヘンリー8世が滞在した、と思われる部屋はありました。


屋敷内で1番良い部屋とされたところで・・・

おそらくヘンリー8世はここに宿泊したはず、というわけです。

でも、この展示されているのは・・・

映画「Elizabeth(エリザベス)」でケイト・ブランシェット氏が着ていた衣装。


と、時代に翻弄されたブーリン家一族の屋敷でもありますが・・・

今まで12家、36人の所有者によって時代に沿って改築されてきました。

その所有者の中には、ヘンリー8世の4番目の妻だったアン・オブ・クレーヴズの名もあり・・・

ヘンリー8世から離縁されて、称号とともに所領の1つとしてヒーヴァー城ももらったのだとか。

この手の屋敷ではこぢんまりしている方だとは思いますが・・・

なかなか見応えのある屋敷でした。

ちょっと長くなるので続きはまた明日〜。




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