ガーディアン紙でこんな記事を読みました。
EUの最高裁判所である欧州司法裁判所で、デンマークに対し・・・
ギリシャの代表的なチーズとして有名な「フェタ」の名称を付けて、チーズを販売してはいけない、と判決が出たというものです。
2002年から、フェタチーズはギリシャ特定のものとして認識されているにも拘らず・・・
白いチーズを「フェタ」と名付けて、デンマークからEU外に輸出している会社があるそうです。
EU外では、フェタチーズと表示されてるものがデンマーク産だったりするということに。
で、デンマークは、偽造されたフェタチーズを販売していて違法行為を犯している、という判決が言い渡されたわけ。
伝統的で最も一般的なフェタチーズは、ヒツジやヤギの乳を使ったもろくて白いチーズですが・・・
なんと、紀元前8世紀の詩人ホメーロスの『オデュッセイア』に記録されているのだとか。(驚)
アリストテレスもフェタチーズが大好きだったらしいです。
というか、ギリシャ人でフェタが好きでない人を探す方が大変な気がします。(爆)
我が家でも、フェタチーズをサラダに散らしたり、とたまに利用しているけども・・・
そんなに長い歴史があるとはビックリです。
今回のフェタチーズは・・・
EUで高品質な農産品・食品の名称を保護するための制度であるProtected Designation of Origin(PDO/原産地呼称保護)で、2002年に認証されたもの。
例えば、フランスのシャンパーニュ地方特産であるシャンパン・・・
イギリスだと、プリマスの旧城壁内で蒸留されたジンだけをプリマス・ジンと呼べる、という地理的表示と似たような制度ですね。
チーズ1種類でも、大きな問題に発展するものです。
記事によると・・・
デンマークは1960年代から、牛乳で作った白いチーズをフェタとして販売しているようです。
「フェタ」として売れないことになると・・・
どんな名称にして売り出すのかが気になります。
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