この数日間、イギリスでの二酸化炭素不足が問題になっています。
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（ガーディアン紙）
二酸化炭素といえば、地球温暖化で問題になっているガスですが・・・
実は様々な分野で使用されているそうです。
例えば、食品関係のパッケージなどの防菌で・・・
チーズ、肉類、サラダやパンなど、ありとあらゆる食品に使われています。
また炭酸飲料に必要だったり、家畜の人道的な屠殺などにも。
食品パッケージであれば、二酸化炭素をパッケージ内に注入するおかげで・・・
商品の輸送から消費者に届くまで、そして数日間は新鮮さが保たれているわけです。
それで、クリスマスには食材が足りなくなるかも！と、大騒ぎになり始めていました。
今回のことの発端は・・・
イギリスの60％の二酸化酸素を供給している、アメリカに本部を置く肥料会社がイギリスの工場閉鎖をする、と発表してから。
その原因は、二酸化酸素の生産に必要なエネルギー源、天然ガスの市場価格の高騰らしいけど。
結局、政府が介入して今回の騒ぎはなんとか一時的に収まった感じです。
それにしても、世界中で地球温暖化で問題になっている二酸化炭素。
現在のところ、アンモニア、アルコールや肥料など工業生産の副産物として生産されているそうですが・・・
なんで大気内から取り除いて、パッケージのために利用することが出来ないんでしょうね。
誰か、賢い科学者や発明者がこの方法を発明してくれれば一挙両得なのに。
もちろん大気内にはいろいろな塵や他のガスも混ざっているから、それをフィルターなどで不純物を除くことが必須・・・
21世紀のテクノロジーでなんとかなりそうな気もするけどね。
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