Tuesday, 7 June 2022

配偶者/パートナーの同意とジェンダー・ギャップ

ジョンソン首相の続投が決定しガックリ。(爆)

さて、この前、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

日本でやっとアボーション・ピル(経口中絶薬)が承認されたけれど・・・

なんと服薬には配偶者/パートナーの同意が必要である、というものです。

はぁ???

なぜパートナーの同意が必要なのでしょうか?

家庭内暴力/DV(ドメスティック・バイオレンス)やら、望まない妊娠をしてしまった女性に・・・

わざわざハードルを高くする目的はなんなの?

もちろん、避妊して妊娠しないようにするのが1番ですが・・・

避妊の手段をとったとしても100%確実ではないので、万が一で妊娠することもあるわけです。

そんな場合、いちいちパートナーの同意が必要って・・・

女性は正しい判断が出来ない、とでも思っているわけでしょうかね。

もちろんしっかりしたパートナーであれば一緒に相談して決めることが出来るけども・・・

女性は子供を産むための所有物のような考え方でビックリ。(驚)

日本では、性交後72時間に服薬する緊急用のemergency contraceptive pill(モーニングアフター・ピル/緊急避妊薬)の許可も、やっと2011年に許可されたそうなのに・・・

バイアグラはたった半年で認可されたそうです。(呆)

ほんとなんだそれ?!って感じ。

少子化が問題になっているから、中絶を減らしたいとでも思っているのなら・・・

もっと子育てをしやすい環境にする政策を取るのが先決でしょう。

それに比べると、イギリスではモーニングアフター・ピルは薬局でも入手出来るくらい簡単だし・・・

アボーション・ピルだって、パートナーの許可なんて必要ありません。

もちろんそういった薬は最終手段として使用するべきですが・・・

特にレイプやDVの被害者などには、パートナーの許可なしで必須だろうと思います。

女性に選択肢を提供するべき。

World Economic Forum(世界経済フォーラム)によるジェンダー・ギャップ指数をみると・・・

日本はいまだに156ヶ国中120位。

まずは女性が自由に自分の体を守ることが出来るようにして・・・

少しずつあらゆる角度からジェンダー・ギャップを減少させるべきですね。




最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪


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