Friday 3 July 2020

オリンピック・パークにも未処理の下水

ガーディアン紙で、こんな記事を読みました。
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Revealed: raw sewage poured into Olympic Park wildlife haven

ストラットフォードにあるオリンピック・パークに、未処理の下水が流れ込んでいるというものです。

下町ロンドンなどロンドン周辺はThames Water(テムズ・ウォーター)が上下水道を管理していますが・・・
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下水道ウォッチ

ガーディアン紙が入手した資料によれば、2019年だけで、オリンピック・パークに造られた湿地帯に1000時間以上も下水が流れ込んでいたそうです。

combined sewer overflow/CSOと呼ばれる、雨水や下水が合流した下水道から溢れた下水だけど・・・

水鳥や野生動物だけでなく、人間にも伝染病などの悪影響があるはずです。

特にオリンピック・パークは、ロンドン・オリンピックの際に環境に優しい建物やリサイクルなどを目標にして造られたものなのに・・・

なんで環境汚染が起こるような造りになっているのやら。

まぁ一番悪いのはテムズ・ウォーターなどの上下水道会社ですが。

といっても、これはオリンピック・パークに流れるリー川に限らず・・・

全国的に下水処理の出来ない分を垂れ流しにさせれている、のです。

それは今までにも問題になっていたので、驚きはしないけども。

テムズ・ウォーターはロンドン周辺ですが・・・

イングランド全体で9社があり、その中でも1番川や海などに下水を流しているのがヨークシャー・ウォーター。
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Exclusive: water firms discharged raw sewage into England's rivers 200,000 times in 2019

2019年だけでも61万時間以上CSOを放水しています。

イギリスでは、川の水質検査をする公衆衛生モニタリングがないので、実際のところどの程度の汚染があるのかは不明ですが。

先月もイギリスを含めたヨーロッパの海水浴場など河川や湖水質についての報告がありましたが・・・
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イギリスで泳ぐなら水質チェック

こんな状態では、川で泳ぐのはもちろん、手を入れたりするのも止めたほうが良さそうです。

海川で水遊びをしたら、必ず体や手をしっかり洗うようにしてくださいー。

川遊びをするならCSOの上流で・・・

Rivers Trust(リヴァー・トラスト)のインターアクティヴな地図を参考にしてみてね。
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Is My River Fit To Play In?




最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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