Saturday, 9 March 2019

EU離脱後の食品の安全性

来週12日、またEU離脱案の議会採決が行われるのですが・・・

ニュースを見ていると前回のときから何も進展がない感じなので、また否決になる予感。
↓↓↓
EU離脱、未だに大混乱(メルマガ)
ブレキジットで政界に変化

そしてその翌日には、No Deal(合意なき離脱)の賛否を問うことになります。

そうなったら、絶対に合意なしでは離脱はないことになるはず・・・

なので、離脱は延期することになるのかも。

そのまま平行線で、また国民投票ってことになるといいんだけどな〜。

ところでEU離脱したら、一番心配なのが環境問題や食品の安全性です。

イギリスは以前から、EU内でgenetically modified(GM/遺伝子組み換え)に積極的な態度だったので・・・

離脱を機にGM作物の栽培を許可しそうだし、どんどんアメリカなどからGM食品を輸入するような気がします。

それに、現在はEUの規制でGM食品は必ず明記されるようになっていますが・・・
↓↓↓
遺伝子組み換え食品のこと
GMサーモンなんてお断り!
Food Inc(フード・インク)
中国でクローン豚を大量生産
EU加盟国の遺伝子組み換え作物栽培の規制について
ココナッツ粉でパンケーキ
スーパーマーケットにGM食品?
スーパーマーケットでGM食品を目撃!

ブレキジットとなると、その規制もアメリカ相手にヘナヘナにいい加減になる気がします。

あ〜、イヤだな!

ガーディアン紙でもこんな記事がありました。
↓↓↓
Food fight: doubts grow over post-Brexit standards

イギリスでオーガニック普及に大きく貢献している、公認チャリティー団体Soil Association(ソイル・アソシエーション)が・・・

塩素漬けの鶏肉や、ホルモン剤どっぷり使った牛肉が輸入されるようになるのではないか、と懸念しているというものです。

私もそういったEU基準が下がってしまうのが心配。

アメリカの動物福祉基準は、EUのそれと比べるとかなり低いし・・・

抗生物質は、イギリスの畜産業の5倍も使っているのだとか。(呆)

牛を早くより大きくするホルモン剤は、ヨーロッパでは1989年から禁止されているのに・・・

アメリカやオーストラリアでは未だにガンガン使用しているみたいだしね。(汗)

それにアメリカでは、鶏肉は工場で塩素漬け洗浄後に出荷されるのが大多数だけど・・・

食中毒菌のリステリアやサルモネラが死滅するのか、というとそうでもないみたいだし。
↓↓↓
Chicken safety fear as chlorine washing fails bacteria tests(ガーディアン紙)

そういう食材は、EU離脱しても食べたくないので、絶対に安全基準を緩めることは避けてもらいものです。




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