先日、イギリスで発表された今年の単語を記事しましたが・・・
日本でも、今年の漢字が発表になったそうですね。
「税」!
って、夢も何もなく、生活の現実味がある漢字です。
今、日本の消費税は10%だそうですが、イギリスではVAT(付加価値税)と呼ばれ20%。
日本と同じように商品やサービスにかかるわけだけど・・・
ちょっとルールが違うかもしれません。
付加価値税には・・・
Standard rate(標準)、Reduced rate(割引)、Zero rate(ゼロ)の3種類があります。
スタンダードはもちろん規定通りの20%・・・
が、レデューストと割引の場合、税率は12.5%、または5%。
5%の割引はどんな対象かというと・・・
子供用のカーシートや光熱費の他、高齢者のためのmobility aid(モビリティ・エイド)などが含まれます。
モビリティ・エイドというのは・・・
高齢者が動きやすいように家の中や屋外に必要なものです。
例えば、階段が上りやすいように取り付ける手すり、階段リフト(簡易エレベーター)や車椅子が動きやすい傾斜路などの設置。
そして、ゼロ。
文字通り税率0%で・・・
食品、書籍、新聞、雑誌、子供の衣服の他に、身体障害者のための備品なども対象になります。
生活必需品である、鮮魚、肉や野菜など多くの食料品にはかかりません。
食料品といってもすべてが0%になるわけではなく・・・
贅沢品とみなされる場合は課税対象になるのです。
例えばアイスクリーム、ポテトチップスやナッツ入りのチョコレートバーなどがそのいい例。
なのに、チョコレートチップクッキーやケーキには税金がかからない、という不可解なこともあります。(爆)
でも、クッキーがチョコレートでコーティングされていると課税対象ですよ。
なんだ?と思ちゃいますよね。
牛乳、紅茶やコーヒーが0%なのに、ミネラルウォーターは課税対象。
蛇口から出て来る水を飲めばいいので・・・
ボトル入りで売っているミネラルウォーターは贅沢品ということになるのでしょうか?
子供の服や靴などは必要なものということでVATなしというのは、子供を持つ親には嬉しいですね。
と、けっこういろいろと複雑なVATのルールがあるのです。
でも、基本的な食品などにはかからないのはいい点ですよね。
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪
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