Monday, 11 February 2019

ザトウクジラのドキュメンタリー番組と商業捕鯨

BBCでこんなドキュメンタリー番組を観ました。
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Natural World: Humpback Whales - A Detective Story(ナチュラル・ワールド:ザトウクジラ 探偵物語)

2015年9月カリフォルニア州のモントレー湾で・・・

ザトウクジラが水面上に飛び上がり、ちょうど落ちてきたところに居合わせたのがTom Mustill(トム・マスティル)氏とCharlotte Kinloch(シャーロット・キンロック)氏。(驚)

その2人に起こった出来事がキッカケになり・・・

映像作家であるマスティル氏が、同じような経験をした人たちやクジラの専門家に話を聞きながら、ザトウクジラの行動について迫っているドキュメンタリーです。



日本でこの番組を観ることができるのかどうかはわからないけども・・・

機会があったらぜひ観て欲しいです。

番組を観ていると、ザトウクジラたちは不思議な行動をするのですが・・・

驚いたことに、自分たちとは違う種類の生き物を守る、という行動もたくさん観察されているそうです。

海の中に住む魚や動物に関しては、まだまだわからないことばかり。

もちろん、昔から人間はクジラの肉、骨や油を食や生活の中で利用していたわけですが・・・

これまでにわかっただけでも、クジラは知的な動物であることは確か。

欧米では、捕鯨が野蛮で愚かな行動であるとの批判の声が大きいですが・・・

それを言ったら牛、羊や豚も同じ哺乳類だから、クジラと同じような気もするけどね。

特に豚はペットとしても人気があるというし。

でもそれはそれで、家畜として飼育して頭数を増やすことがが出来ないクジラは別問題です。

特に飽食の現在では、少なくとも欧米や日本では・・・

タンパク源としてクジラ肉を食べたり、油を使用する必要もないわけだし。

それにクジラ漁は日本だけでなく、世界中で行われていたことなのに・・・

まるで日本特有の伝統文化として弁護するのはどうなのかな、と思います。

近代になってから世界で乱獲されて一気に減少してしまい、国際捕鯨委員会が発足されたというのに・・・
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International Whaling Commission(国際捕鯨委員会)

日本は脱退して商業捕鯨を再開するとのこと。
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Japan to resume commercial whaling one day after leaving the IWC(ガーディアン紙)

脱退するのは自由だけど、どうして商業捕鯨の再開をする必要があるのやら?

クジラはそれでなくても、漁船と衝突したり、混獲やプラスチック汚染などの被害にもあっているのに、とても残念です。

日本政府には商業捕鯨よりも、クジラの生態や環境保護に力を入れて欲しいところです。
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象牙と鯨肉の販売で批判される日本企業
クジラのフンが重要なわけ
南極海での捕鯨映像




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