Friday 4 March 2016

底引き網漁から北極圏の海を守ろう!

イギリスの主要食品ブランドやスーパーマーケットが、ノルウェーの北極圏の海域(スヴァールバル諸島周辺)で行われている、bottom trawlers(底引き網漁)で獲れた魚を仕入れている可能性があるそうです。
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Major British seafood brands linked to fishing in fragile Arctic area
(ガーディアン紙)

Greenpeace(グリーンピース)のレポートによると、生態学的に重要とされる海域であるバレンツ海北部で、環境に負担があるとされる巨大な底引き網漁が行われている、のだとか。

バレンツ海北部にまで入って、タラやハドックを獲り問題になっているのは・・・

Havfisk ASA(ノルウェーの漁業会社)、Ocean Trawlers(香港ベースのロシアの漁業会社)とFishing Industry Union of the North(FIUN/ロシアの漁業協会)。

これらの漁業会社の主な仕入れ先は、以下の通りです。

Espersen(エスパーセン社)ヨーロッパとアメリカ
High Liner Foods(ハイ・ライナー・フーズ社)カナダとアメリカ
Findus(フィンダス社)ヨーロッパ
Young’s Seafood(ヤングス・シーフード社)イギリス
Iglo(イグロ社)ヨーロッパ
Birds Eye(バーズ・アイ社)ヨーロッパと中国

イギリスだと、バーズ・アイ、フィンダスやヤングスのブランドをよく見かけますよね。

ってことで、このブランドはこれからしばらく避けた方が良さそうです。

以前、何度かサステイナブル(持続可能)な漁業について書いたことがありますが・・・
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広い範囲に網で取り囲む、いわゆる巻き網漁法のfish aggregating device(FAD)と同様、底引き網漁もとても大きな問題点があります。

それは、重いブルドーザーのような網を引きずって、海底をさらうという漁法だから。

その網の通り道には、無数の生物と生態系が存在するのですが・・・

それを一気に破壊する威力があります。

海底にある岩石や泥底も根こそぎ掘り返されて、生態系が破壊されてしまうので、その環境がが回復するまでに何十年、何百年もの時間がかかるばかりか、その海域に住む生物の多様性にも影響があります。

サステイナブル(持続可能)な漁業を守るためにも・・・

底引き網漁は禁止、または、もっと環境に優しい漁法に改良して欲しいものです。

グリーンピースのレポートはこちらからどうぞ。(英語)
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This Far, No Further
Protect the Arctic from destructive trawling







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復興市場



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