Sunday, 29 June 2025

危うい日系人の歴史

暑い日が続いているので・・・

やはり散歩に行くとたまに見かけるフラフラになっているミツバチ。

この前も1匹うちに連れ帰って・・・


たくさん甘い水を飲ませてあげました。

一生懸命飲んでたけど、もう寿命だったようでこのあと死んでしまいました。(涙)

助かって欲しかったけど、自然の摂理でしょうがないね。

ところで、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

アメリカのカリフォルニア州にある・・・

第2次世界大戦中に日系アメリカ人を収監していた強制収容所の1つ・・・

元マンザナー強制収容所、現在のManzanar National Historic Site(マンザナー国定史跡)の保存がトランプ政権下で危うい、というものです。(怒)

日本人、日系人には歴史的にも重要な場所の1つで・・・

全体では11万人以上、この場所だけでも1万人以上の日系人が収監されていたそうです。

もちろん男女、子供も関係なく、です。

そして跡地は、内務省の1部であるNational Park Service(国立公園局)の管轄下で整備・保存されています。

んが、再びトランプ政権になってから・・・

内務省がアメリカに批判的な展示を報告するように、と訪問者に促しているのだとか。(呆)

それはアメリカ人に対しての不適切な内容と判断された公共の展示物に適切な措置を講じる・・・

という大統領令によるものだそうです。

ただでさえ、どんどん予算や人材カットされて大変なときに。

これもアメリカの歴史の1部だから消し去る必要もない・・・

どころか、今後の教訓として決して消し去ってはいけないものなのにね。

それに移民に対して、同じような強制送還とか行われているし。(呆)

長年の風化や自然災害で史跡は劣化しているし・・・

史跡の維持管理の資金不足もあり経営は難しそうです。

が、諦めずに未来の子どもたちの教育のためにも残して欲しいものです。

私が初めて日系人強制収容所のことを知ったのは・・・

1980年代に観た山崎豊子氏原作の「二つの祖国」をもとにした、大河ドラマ「山河燃ゆ」でした。

それまでは収容所のことなどまったく何も知らずにいたのだけど・・・

平和の尊さや戦争の愚かさがズシリと伝わってきたのを思い出しました。

そういえば、マンザナー収容所のほとんどの写真は・・・

収容者であった宮武東洋氏とAnsel Adams(アンセル・アダムズ)氏によって撮られのだそうです。

アダムズ氏ははヨセミテの大自然を収めた写真で有名だけど・・・

強制収容所について心を痛めて憤慨し記録を撮っていたようです。

うちにも結婚したときに友人Dからいただいた・・・

そんなアダムズ氏の写真ポスターがあります。





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