Wednesday 24 January 2018

リサイクル率

Environmental audit committee(下院環境監査委員会)でもいろいろ討論されている、プラスチック公害対策。
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プラスチック公害対策

とうとうイギリスでも、もっと積極的なリサイクル対策が始まるのかと思ったら・・・
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UK opposes strong EU recycling targets despite plastics pledge
(ガーディアン紙)

なんだか肩透かし。

というのも、先月、欧州理事会と欧州議会で「2035年までにリサイクル率を65%にする」という合意に達し・・・

現在、EU加盟国の承認を待っている状態。

それなのに、漏れた情報によると・・・

そのリサイクル目標に、すでにイギリスはムリだと水を差しているのだとか!

EU離脱する、しない関わらず、これは国境を越える重要な環境問題なのに。

それに、いざEU離脱になる前に・・・

リサイクル産業を充実させて、ヨーロッパのリサイクル先進国を目指すくらいの心意気を持って欲しいです。

ここ数年間、イギリス全体のリサイクル率は44%ほど・・・
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UK Statistics on Waste(環境食糧農林省)

2000年にはたった11%だったそうだから、少しはマシになったとは言え、まだまだサステイナブル社会には程遠いようです。

ところで、話は変わりますが・・・

西日本に漂着するペットボトルって、ほとんどが中国または韓国だったそうですね。
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中国や韓国から西日本に漂着、ペットボトル多数(読売オンライン)

北海道、山形、和歌山、大分、長崎、鹿児島の10ヶ所の海岸で行われた、環境省の調査によると・・・

漂着したペットボトルの製造国を調べていたら、太平洋側では日本製のもの、東シナ海や日本海側では中国・韓国製が多かったそうです。
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漂着したペットボトルの製造国別割合(環境省)

地理的に当たり前かもしれないけど、沖縄なんて80%以上が中国製。

と言っても、ほとんどは日本製のペットボトルなので、他国を責める前に自国のゴミ処理をしっかりしないとダメだけど。

で、ちょっと気になって、日本のリサイクル率を見てみたら・・・
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一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成27年度)について(環境省)

たった20.4%と、イギリスの半分以下と低くてビックリ!

日本のテクノロジーって進んでいるから、もっとリサイクル率も高いとばかり思っていました。

リサイクル率ってどうやって出すのか知らないけども、ちょっと残念。




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