ちょうどオブザーヴァー紙でこんな記事を読みました。
近年、外来種であるAsian or yellow-legged hornet(ラテン名Vespa velutina、ツマアカスズメバチ)がヨーロッパに侵入し・・・
それがイギリスにも飛来し勢力を増している、というものです。
2004年に中国製食器に侵入してフランスに侵入・・・
それ以来、イギリスを含めたヨーロッパ15ヵ国に生息地を拡大しています。
イギリスでツマアカスズメバチが初めて観測されたのは2016年。
それから養蜂家や生物学者たちは戦々恐々。
重要な課題としてキャンペーンを続けてますが・・・
やはりジワジワと拡大しているようです。(汗)
ニュースでもたまに取り上げられてて・・・
見かけた場合はすぐに報告するようにと警告しています。
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Yellow-legged Hornet(National Bee Unit)
Non-native Species Alert.(UK Centre for Ecology & Hydrology)
このツマアカスズメバチの1コロニーだけで・・・
たった1シーズンで、なんと9万匹の花粉媒介昆虫を食べ尽くすらしい。(恐)
イギリスでは2023年に72のコロニー、そして2024年には24のコロニーが報告され・・・
DNA調査でイギリスで繁殖し越冬したのがわかっているそうです。
昨年はコロニー数が減ったとはいえ・・・
専門家によると、今年の春は天気が良くて乾燥しているので活動しやすく増殖するのではないかと危惧しているみたい。
今のところイギリス南東部ケント州やイースト・サセックス州が最も多く・・・
ポツポツと南西や北東でも発見されているようです。
イギリス国内でも、Jersey(ジャージー島)はフランスにとても近いところにあり・・・
今年は前例のないほど早い時期から、ツマアカスズメバチの目撃情報がすでにあるそうです。
いつもよりも2週間早く最初の女王蜂が確認され、550ヶ所に罠を仕掛け・・・
すでに262匹の女王蜂を捕獲、なんと1090%の急増。(怖)
ロンドンに生息するハチやワスプなどは23種もいるらしいですが・・・
↓↓↓
Bees and wasps(London Wildlife Trust/ロンドン・ワイルドライフ・トラスト)
ツマアカスズメバチの勢力が拡大してしまったら、アッという間に激減してしまいそうです。
そうでなくても農薬や肥料などで数が減ってしまっているのに。
日本でも西日本地域で確認されているようだし・・・
ほんと心配ですね〜。
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪
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