Sunday, 15 October 2023

外来種ワースト100のチュウゴクモクズガニ

ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

世界の侵略的外来種ワースト100にもなっている・・・
↓↓↓
100 of the World's Worst Invasive Alien Species(Global Invasive Species Database)

Chinese mitten crab(チュウゴクモクズガニ)についてです。

日本では上海蟹(シャンハイガニ)とも呼ばれいるようですが。

様々な方法で侵入してくる外来種の中でも・・・

特に生態系などへの影響が大きい生物が外来種ワースト100になっています。

その中には、日本原産のJapanese Knotweed(イタドリ)やクズも含まれているけどね。

で、チュウゴクモクズガニですが・・・

イギリスで初めて発見されたのは1935年で、それ以来ドンドン増加。

イギリスでも食用として食べればそれほど増加しなかったもしれませんが。

そして、現在科学者グループがこの淡水カニを激減させるために・・・

リンカンシャー州Pode Hole(ポード・ホール)で、罠を仕掛けて実験しているそうです。

レターボックスのような作りになっているこの実験的な罠は・・・

カニが下流に移動して交配するのを逆手に取って仕掛けられたそうです。

カニが堰を乗り越えているのを見かけたのがキッカケで考案され・・・

罠は堰に沿って備え付けられ、上流、下流部分に1ヶ所ずつ開口部を設けているのだとか。

罠にかかったカニはそのままチューブの中を張って集められる仕組みのようです。

魚卵も食べてしまうチュウゴクモクズガニを減らすことが出来ればいいけどね。

この実験が成功したら・・・

シャケ生息地のディー川などにも設置する計画だそうです。

ところで川でチュウゴクモクズガニを見かけたら・・・

こちらに報告してください、とのことです。

オリンピック・パークに流れるリー川や・・・

テムズ川沿いでも目撃されているようです。





最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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