2009年のソマリア海域人質事件という事実に基づいた映画なので、なんとなく筋も結末もわかっているものの、手に汗握る映像の連続で、最後までず〜っと緊張していた感じです。
トム・ハンクスが、海賊に拉致されたマースク・アラバマ号というコンテナ船船長をが演じているのですが、やっぱり上手い。
フィリップス船長にも実際に会って、いろいろな話しを聞いていたということもあり、船長の仕事を淡々としているところの演技とか、ちゃんと様になっています。
この間、BBCの朝のニュースで、トム・ハンクスのインタヴューを見たのですが、ソマリア人の海賊(を演じる役者たち)がコンテナ船に乗ってくる撮影本番まで、彼らには会わなかったそうです。
だからなのか、緊迫感がよく出ている感じ。
フィリップス船長は、船員の救出と引き換えに数日間海賊の人質となったわけですが、海軍特殊部隊があんなふうに船長を救出したとは驚きでした。
でも海賊とはいっても、所詮は漁師だった若者たち。
そんな4人を相手に、海軍がスゴい勢いで取り囲むところなんか、なんとなく先進国が発展途上国の資源や労働力を使い捨てしているのと同じような雰囲気を感じてしまいました。
業界に詳しいダンナによると、この事件のあと、ソマリアの海賊たちが、復讐と称して何度かマースク・アラバマ号を襲ったそうですが、失敗に終わったらしい。
それに、この事件があってからは、コンテナ船でも民間武装ガードを乗船させたり、この辺の海域は各国の海軍などが多く配置されているらしいので、かなり海賊の被害は減っているようです。
が、ソマリア沖から、今度は西アフリカ沖に海賊行為が増えているそうです。
そして、この映画でも取り上げられている通り、ソマリアも含めた貧しくて政情が不安定なアフリカの国民の絶望的な実情も忘れてはいけないと思います。
それにしても・・・
フィリップス船長が自ら人質になった英断は、船長なら誰でもすることじゃないかとは思うけど、ほんと瞬時の判断が生死に繋がるってのはあるでしょうね。
コンテナ船のみんなが無事に救出されたのには、ホッとしました。
船長も1年ちょっと経ってから、仕事に復帰したそうです。
今頃、またどこかの海上でリーダーシップを発揮していることでしょう。
ちなみに、この海賊のリーダーだった人物はアメリカで服役中。
たしか、懲役30年とかだったと思うけど、釈放されたらソマリアに強制送還させられるのかな?
それとも、彼が夢見ていたように、アメリカで生活出来るのかしらん?
日本語訳がついた予告編も見つけました〜。
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2 comments:
面白そうー。
見てみたいですねー。
最近、どんな映画が公開されてるのかもチェックしないで
家におこもりしているので、調べてみようかな。
映画好きのひょんたろうでも連れて行ってみたいです。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
やはり実話が元になっているので、スゴく緊張感がありますね。
最後もどうなるかわかっているんだけど、どうしてもドキドキしちゃう感じ。
ひょんたろう君も気に入るかな?
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