先日、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。
世界的に28万6千トンのウナギが消費されているそうですが・・・
その99%がアメリカ、日本、ヨーロッパ産ウナギだとか。
そして、ウナギは絶滅危惧種として登録されているのだけど・・・
生息地の喪失、公害、気候危機の他・・・
ヨーロッパ・ウナギの不正貿易もあり、その生息数が激減している状態です。
ヨーロッパ最大の野生生物犯罪で・・・
年間で25億ユーロほどの価値があるそうです。
15年前から、ヨーロッパからのウナギ輸出は禁止になっているに関わらず・・・
世界中で、特にアジアで食されているのだとか。
2011年から2018年までにヨーロッパで差し押さえられた半分以上は・・・
世界のウナギ輸出70%を占めるという中国へ向かう途中だったそうです。
もちろん日本はウナギの最大の消費国で・・・
2024年には日本がウナギ消費全体の73%を占めていたとか。
そうなると、ヨーロッパから密輸されたものが・・・
中国産食材として日本に輸入されている可能性大、ってことになるわけですね。
トレーサビリティを考えると最低です。
なんでどこのウナギとわかるのかといえばDNA検査。
そのために、日本、スペイン、イタリアやフランスの・・・
50人以上の科学者、ウナギ養殖業者、中売り業者、環境保護団体、法執行機関などが協力し研究データが集められているのです。
ちなみにこの違法取引の規模は、2016年に香港当局が・・・
プラスチック製袋の中に活きる魚をスーツケース内に発見する、まで明確になりませんでした。
その袋の中に発見されたのはヨーロッパ・ウナギの稚魚で・・・
香港のお店で販売されてたウナギの45%がヨーロッパ・ウナギであることが判明。(驚)
日本でも国内産と謳っているウナギが・・・
ほんとにニホン・ウナギなのか、トレーサビリティをしっかりとして欲しいですね。
(国際環境 NGO グリーンピース・ジャパン)
そして無駄な食品破棄は避けるべき。
美味しいうな重をこれからも食べたいから・・・
もっとしっかりとウナギ保護に力を入れて欲しいものです。
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪
No comments:
Post a Comment