Sunday, 2 November 2025

ウナギの不正貿易

先日、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

世界的に28万6千トンのウナギが消費されているそうですが・・・

その99%がアメリカ、日本、ヨーロッパ産ウナギだとか。

そして、ウナギは絶滅危惧種として登録されているのだけど・・・

生息地の喪失、公害、気候危機の他・・・

ヨーロッパ・ウナギの不正貿易もあり、その生息数が激減している状態です。

ヨーロッパ最大の野生生物犯罪で・・・

年間で25億ユーロほどの価値があるそうです。

15年前から、ヨーロッパからのウナギ輸出は禁止になっているに関わらず・・・

世界中で、特にアジアで食されているのだとか。

2011年から2018年までにヨーロッパで差し押さえられた半分以上は・・・

世界のウナギ輸出70%を占めるという中国へ向かう途中だったそうです。

もちろん日本はウナギの最大の消費国で・・・

2024年には日本がウナギ消費全体の73%を占めていたとか。

そうなると、ヨーロッパから密輸されたものが・・・

中国産食材として日本に輸入されている可能性大、ってことになるわけですね。

トレーサビリティを考えると最低です。

なんでどこのウナギとわかるのかといえばDNA検査。

そのために、日本、スペイン、イタリアやフランスの・・・

50人以上の科学者、ウナギ養殖業者、中売り業者、環境保護団体、法執行機関などが協力し研究データが集められているのです。

ちなみにこの違法取引の規模は、2016年に香港当局が・・・

プラスチック製袋の中に活きる魚をスーツケース内に発見する、まで明確になりませんでした。

その袋の中に発見されたのはヨーロッパ・ウナギの稚魚で・・・

香港のお店で販売されてたウナギの45%がヨーロッパ・ウナギであることが判明。(驚)

日本でも国内産と謳っているウナギが・・・

ほんとにニホン・ウナギなのか、トレーサビリティをしっかりとして欲しいですね。

そして無駄な食品破棄は避けるべき。

美味しいうな重をこれからも食べたいから・・・

もっとしっかりとウナギ保護に力を入れて欲しいものです。




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