Saturday 29 July 2023

見逃せない!シャガールのステンドグラス

ダンナと2泊3日で楽しんだチューリッヒ。

普段、教会などには興味がないのですが・・・

チューリッヒでは見逃せないものがありました。

それは、昔は女子修道院だったというFraumünster Church(フラウミュンスター)。


853年にルートヴィヒ2世が娘ヒルデガルトのために建てた、女性の修道院が前身であるのですが・・・


ここには、画家Marc Chagall(マルク・シャガール)氏が手がけたステンドグラスがあるのです。


とても美しく、柔らかい光が差し込む素敵な空間。


なんと、シャガール氏がステンドグラスの製作を始めたのは70歳のときだったとか。


ガラスに描かれたものは、彼の絵画と同様に豊かな色彩です。


とても優しい色合いですよね〜。


若いうちからステンドグラスの製作をしてくれていたら・・・


もっとたくさんの作品を見ることが出来たのに残念です。

このステンドグラスのある建物部分は13世紀に造られたあと・・・

1524年の宗教改革で白塗りされてしまっていたとか。

でも、20世紀初頭の修繕中に美しい天井部分も発見されたそうです。


こんな素敵な天井が隠れていたとは!

それにフレスコもところどころ残っていました。


そして信徒席は15世紀のもので、ゴシックなどっしりした趣き。


この他にも、ローズ・ウィンドウというシャガールの作品もありました。


復元されたフレスコには、鹿がヒルデガルトとベルタ姉妹を導く様子などが描かれています。


ところで、この協会にはAugusto Giacometti(アウグスト・ジャコメッティ)氏のステンドグラスもあるのですが・・・

すっかり写真を撮るのを忘れてました。

色合い的にはシャガールのよりも濃くて暗めです。

そして、教会の地下室はミニ博物館になっています。


昔の土台となっている石材などや・・・


ヒルデガルトとベルタ姉妹にちなんだ鹿のステンドグラスなどもありました。


宗教改革で市に所有権を変えられるまで、ず〜っと女性が代表者だったそうですが・・・

それ以来、今度はずーっと男性のみ。

その所有権の書類も教会の地下室に展示されていました。


地下室ってちょっとカビ臭いけど、面白い空間ですよね。(笑)

とにかく、シャガールのステンドグラスを観に行くだけでも・・・

フラウミュンスターに行ってみる価値大です!





最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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