Monday, 20 November 2023

華やかな舞台「The Mongol Khan(モンゴル・ハン)」

9月下旬か10月に入ってからだったか・・・

内モンゴル自治区のシアターで、突然その当日に中国政府から上演が禁止された、というニュースがありました。

もちろんそのあと、シアター関係者は政府の絶え間ない監視、というおまけ付き。

私はたしかスカイ・ニュースで聞いたと思うのですが・・・

タイムズ紙にも記事がありました(有料記事なので私は読んでませんが)。

内モンゴル自治区では、中国政府からの新政策で・・・

学校での教授言語をモンゴル語から北京語する、というモンゴル語教育停止を強要されています。
↓↓↓

だから、その上演禁止もその一環でしょう。

で、そのニュースを聞いて・・・

内モンゴル自治区を支持するために、すぐにチケットを取ったのでした。(爆)

その演劇はGenghis Khan(チンギス・ハン/チンギス・カン)についてのもので・・・

つい数日前から、ロンドンで上演が始まったばかり。

そして今月初めには、フランスで開催されている展示会のこともふと目に留まりました。

その展示会はチンギス・ハンの生涯についてで・・・

中国政府からは、「チンギス・ハン」、「帝国」、「モンゴル」などを含むいくつかの言葉を取り除くように、との要請があったようです。

そんなの無理でしょ!

展示会はモンゴル帝国のチンギス・ハンなんだから。(爆)

というわけで、週末にダンナと一緒に行ってきたのはLondon Coliseum(ロンドン・コロシアム)で上演中の・・・

ロンドン・コロシアムのある通りもクリスマスのライトが点いてました。


ロンドン・コロシアムは、ずっと前にも行ったことがあると思うのですが・・・


何を観に行ったのかぜんぜん覚えていません。(笑)


中に入ると、内モンゴルのシアター関係者たちがお迎えしてくれてました。


シアターは1904年にオープンしたそうですが・・・


オペラやバレエが多く上演されるところです。


来年には「Spirited Away 千と千尋の神隠し」の上演もあります。


演劇に行くと、ほとんどと言っていいほど白人の比率が断然多いのですが・・・

あんなにアジア人がいたのは初めて、というほどたくさんいて嬉しかったです。

そして、いよいよ開演。

上演中にはもちろん写真などは撮れないので何もないですが・・・

舞台は華々しくて素晴らしかったです。

女王と王妃が同じ時期に出産、その赤ちゃんたちが入れ替わり・・・

ドロドロした政権を狙う者などが中心となったストーリーになっていました。

セリフのある役者さんは人数が限られていたのですが・・・

舞台にはおそらく総勢60〜70人くらい登場していたと思います。

やはり人数がいるとスゴく迫力がありましたね。

そして、唯一批判があるとすれば・・・

舞台の上、左右にある字幕を読むのが大変で、じっくりと舞台を楽しめなかったこと。

当たり前と言えば当たり前ですが・・・

役者さんたちはみんなモンゴル語なので、英語の字幕を読まないと何を言っているのかわからないのです。

だから、やっぱり読むのだけど、そうすると舞台で起こっていることを見逃してしまうわけ。

さらに私たちの席は舞台に近かったので・・・

首を上げて字幕を見る必要がありました。

で、幕間には首を回してほぐしたりしてました。(笑)

そして、舞台の後半になって・・・

薄暗い中で何かが上から降ってきました。

なんと、役者さんの衣装についていたらしい、小さな鈴が私の膝に落ちてきました。(喜)

なんだかとても幸運な気がして、そのままいただいてきました♪

大切に、キーリングにつけて使うつもりです。

これからも、内モンゴルのシアター関係者たちには・・・

モンゴルの言葉や文化を守るためにも頑張って欲しいです。

観るなら、字幕の関係で後席やサークル席などの方がオススメ・・・

12月2日までの上演です。





最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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