下町ロンドン日記＊ My Japlish life in London: 終戦の日と原爆体験記

Monday 15 August 2022

今日8月15日は、日本では終戦の日ですね。

第2次世界大戦の終わりから77年。

大戦中、まだ幼かった実家の母は、家族で旧満州に住んでいたそうです。

詳細はよく覚えていなかったようですが・・・

母が鮮明に覚えていたのは、侵攻していたソ連軍が迫ってきたときのこと。

母が祖母の方へ駆けて行こうとしたら・・・

隠れていた祖母が（こちらに来るな！）というふうに手で合図をしてきたそうです。

母がそちらに走って行ったら、祖母が隠れているのがバレてしまうから。

幼心にも、祖母が隠れている方を避けて反対方向へ逃げて走ったのだとか。

私の祖父は旧満州でソ連軍によって戦死・・・

ソ連軍が迫ってきた、ということで祖母は着の身着のまま、幼い子供たち5人を連れて日本へ向かったそうです。

途中、1番下のまだ赤ちゃんだった弟は亡くなってしまったものの・・・

途中で親切な中国人に助けてもらいながら、命からがら日本へ向かう船に乗ることが出来た、という話を何度も聞きました。

乗船しても、船上で亡くなった人もたくさんいたそうです。

ほんとに戦争って恐ろしい。

そして、つい最近・・・

1945年8月6日当時、広島県の高校2年生だった西村利信氏の手記を読む機会がありました。

GHQの厳しい検閲から運良く逃れた手記は貴重な記録です。

ぜひ読んでみてください。

目を覆うような想像を絶する、原爆の悲惨さ・・・

子供たちにも読んで聞かせてあげて、一緒に戦争、平和を考える機会にしてください。

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終戦の日に、改めて世界の平和を祈りたいと思います。

最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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