昨日、ダンナのお誕生日で、久し振りに家族揃って映画を観に行きました〜。
スゴくいい映画だったので大満足なのですが、お誕生日には、ちょっと深刻過ぎるテーマだったような気がします。(笑)
というのも、観に行ったのは「12 Years a Slave」(邦題:それでも夜は明ける)。
ちょうど昨夜、ゴールデングローブ作品賞にも輝いたみたいですね。
映画館も珍しく満席で、インターネット予約が出来なかった私たちは、前から2列目という超近距離でちょっと観にくかったけども。
いや〜、ほんとに考えさせる作品でした。
この映画の原作は、主人公である実在の自由黒人、Solomon Northup(ソロモン・ノーサップ)氏によって1853年に発表されたもの。
あらすじは・・・
ノーサップ氏はバイオリニストとして活躍し、家族と一緒にニューヨーク州のサラトガに住んでいました。
が、1841年のある日、仕事を依頼するという人たちに騙されワシントンD.C.で拉致されて、奴隷としてルイジアナ州のプランテーションへ売られてしまいます。
もちろん奴隷としての生活は悲惨なもので、自分の実名を使うこともできずにプラットという名前を与えられ、差別と暴力に晒される毎日。
ノーサップ氏は、自分が文字を読んだり書けることを隠し、なるべくイザコザに巻き込まれないようにしていました。
何人かの白人農園主などの元で働かされ、様々な試練を乗り越えながら辛い12年の歳月が過ぎ・・・
ある日、カナダ人の労働者であるバス氏との出会いが、希望の光をもたらしたのです。
ソロモン・ノーサップ氏を演じたのは、イギリスの役者でChiwetel Ejiofor(チュウェテル・イジオフォー)氏。
(日本語でキウェテル・イジョフォーとなっているようですが、↑のほうがほんとの発音に近いです)
実直で、運命に翻弄されながらも尊厳を失わないソロモンを上手く演じていました。
それに脇を固める演技も、いい役者が揃っていて素晴らしかったです。
それにしても、アメリカではまだ奴隷制度が残っていた時代、アフリカ大陸などから人々を略奪してきたのは知っていたけど・・・
ソロモン・ノーサップ氏を含めた、アメリカで自由に生活していた多くの黒人たちまでもが、拉致され奴隷として売られ自由を失い、大変な人生を送っていたということを初めて知りました。
また、映画のシーンで、奴隷たちとネイティブ・アメリカン(先住人)たちが偶然出会い、焚き火を囲んで一緒に獲物を食べて団らんしているところがあるのですが・・・
両方ともアメリカの白人社会から虐げられているもの同士、同じ人間として助け合うという当たり前の様子に、なんだかジーンときました。
それに奴隷制度はなくなったとしても、今だ現代社会にも奴隷が存在することも忘れてはいけない、と強く思いました。
↓↓↓
現代にも奴隷!?
それにしても・・・
邦題はなんで「それでも夜は明ける」なのでしょうね〜?
日本語訳の入った予告編を見つけたので、追加しておきます。
魔法の言葉を今日も呟きましょう!
「福島原発が沈静化しました。
被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。
東北地方の海がまたきれいになりました。
港町にも活気が戻ってきました。
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2 comments:
また邦題問題(笑)
つらくても、やがて終わると言いたいのか?
奴隷…アメリカっていうか、欧米列強ってひどいですよね。
今偉そうにしてるけど、日本を非難できる立場か?って思います。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
邦題、気持ちはわかるけども。(笑)
ほんとですよ、欧米。
例えば、イギリスでも、植民地に侵入したくせに、invadeを使わず、coloniseとしてきれいごとのようなフリしてるしね。
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