以前、イギリスの海辺の放射能汚染について書いたことがあるのですが・・・
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海辺の放射能汚染
それは、カンブリア州にあるSellafield(セラフィールド)周辺のビーチが放射能で汚染されている、ということだったんですよね。
で、セラフィールドと言えば、ヨーロッパで一番汚染されているという、核廃棄物の再処理施設。
そのセラフィールドについて、The National Audit Office(英国会計検査院)のレポートが、昨日発表されました。
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Managing risk reduction at Sellafield
そのレポートによると、セラフィールドの核廃棄物の再処理施設は「intolerable risk(許容不可能なリスク)」なのだとか。
現在、セラフィールドには、オリンピック・サイズのプール約27個分の、中〜高レベル核廃棄物が保管されているらしいのですが・・・
過去50年の間、施設の長期計画をきちんと立てていなかったのが原因で、核廃棄物の保管施設などが老朽化し安全性に大きな問題があるそうです。
それで、昨年から朽ちてきた施設の安全性を高めたり、除染作業のプロジェクトが行われているそうですが、そのほとんどが遅延、コストがどんどん騰がり予算オーバーになっているらしい。
このままでいくと、周辺住民や環境に放射能汚染が広まると危惧されています。
セラフィールドも、日本の核廃棄物同様に、長期的な廃棄処分についてはっきりと計画されていないってこと。
それが今バレてしまった、という感じでしょうか。
でも、今バレたのでまだマシとみるべきか?
このセラフィールドって、この場所自体はNuclear Decommissioning Authority(核施設廃止措置局)が所有しているのですが、マネージメント自体はSellafield Limited(セラフィールド社)。
こういう大事な事業は、私企業に任せられないと思うわ〜。
私企業って、結局は利益を追求するから、一番大切な安全性とかがなおざりになってしまうのよね。
東京電力も、結局はそういうことだったわけでしょ。
ところで・・・
イギリスでは、日立が原子力発電会社を買収したばかり。
でも、日立は日本国内で新しい原発建設が難しいから、イギリスで建てようってこと?
2020年に稼動予定らしいけど、それまでにセラフィールドの問題はなんとかなるのでしょうか。
イギリスとしては、外資で新しい原発が出来て、雇用も増えればいいと思っているのだろうけど、原発を建てることよりも、まずは核廃棄物の処分や施設管理をしっかりして欲しいです。
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2 comments:
そうなんですよ。
捨てる場所ないなら、安全に分解なりできる技術が確立してから使えって話ですよねー;
どこまで経っても危ないんじゃ、どこにも置いておきたくないジャマイカ…。
んで、私企業はまずいです。
国でも危ないのに…。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
ほんととんでもないですよねー。
絶対に安全なんてことないんだから、少しでも安全性を高めた上で原発を使えばいいのに。
こういうプロジェクトは、完全な私企業ではないにしても、やっぱり利益追求に走っちゃダメですよね。
日立、イギリスに原発造らないで欲しいわ。
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