Monday, 19 November 2012

ベラルーシの今、そして乳歯でストロンチウムの被曝調査

昨日、こんな記事を読みました。
↓↓↓
がんの疑いは女子1人 福島の甲状腺検査 (日本経済新聞)

震災当時に18歳以下だった子たちの中で、甲状腺検査の1次検査で癌の疑いが出て、「直ちに2次検査が必要」と判定された子がいるそう。

16~18歳の女の子だったそうですが・・・

今、細胞や血液を詳しく調べる2次検査中だそうです。

ご本人もですが、親御さんも、第1次検査の結果にショックを受けているのではないかとお察しします。

心痛で心が休まることがないでしょう。

統計的な感じで報道されていますが、1人1人大事な子供。

第2検査の結果が大したことでないといいのですが。

そして・・・

東洋経済オンラインに、こんな記事があったのですよね。
↓↓↓
26年経っても原発事故被害は現在進行形 菅谷昭・松本市長/医師に聞く

これは、長野県松本市長の菅谷昭氏へのインタヴューです。

菅谷市長が、チェルノブイリ原発事故後に、ベラルーシ現地で医師として小児甲状腺がん患者を5年半にわたって医療支援していたのは有名ですよね。

その菅谷市長が今年の7月にベラルーシを訪問し、事故後26年の現地調査がまとめてあります。

ぜひ読んでください。

これを読むと、やっぱり高汚染度地区の楽観視は出来ないですね。

それに、低濃度汚染地区では、食事に気をつけていても、子どもたちの免疫機能低下が深刻なのだそう。

この子供たちというのは、チェルノブイリ原発事故の10年後くらいに生まれた子たち。

そんなに経っても、やっぱり何か影響が残っているということです。

それから、これも東洋経済オンラインに載っていた記事。
↓↓↓
歯科医師が子どもの乳歯提供を呼びかけ 目指すは、ストロンチウムによる被曝解明

千葉県松戸市で歯科医院を営む藤野健正氏が、子供たちの乳歯を調べてストロンチウムの被曝を調査しているそうです。

ストロンチウム90って、カルシウムと似た性質を持っていて、骨や歯などに蓄積しやすい性質なのだそう。

で、子供たちの抜けた乳歯で被曝汚染を調査するということです。

乳歯は、アメリカのRadiation and Public Health Project(放射線と公衆衛生プロジェクト)で解析、結果を日本に送付。

乳歯の調査は、保護者の参加費は無料ということなので、個人負担もなくていいのではないでしょうか。

ホールボディカウンターではストロンチウムは検出することができないし、福島県では県民健康調査の項目にもなっていないそうなので、少しでもデータを集めることが大切ですよね。

詳しくは下記のウェブサイトからどうぞ!
↓↓↓
きょうどう歯科 新八柱
または、
乳歯を保存する会




魔法の言葉を今日も呟きましょう!

「福島原発が沈静化しました。

被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。

東北地方の海がまたきれいになりました。

港町にも活気が戻ってきました。

ありがとうございます、そして感謝します。」


Project Fumbaro Eastern Japan
Save the Children (Japan earthquake and tsunami appeal)
英国公認日本語ガイド協会のチャリティー・ウォーク
JustGiving
Central Community Chest of Japan

日本赤十字/義援金
JustGiving Japan
CIVIC FORCE
日本財団 CANPANプロジェクト 東北地方太平洋沖地震支援基金
被災地支援表明ウェブサイト「できること」
ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
JPF(ジャパン・プラットフォーム)
赤い羽根の共同募金
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
復興市場



最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました♪

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2 comments:

tatsumakineco said...

ストロンチウム、そうなんですよね
だから、成長期の子供に影響大なんですよ;
ほんとに心配な検査結果です。
なかなか、住んでいる場所を変えるのって大変だし
勇気がいるけど、考えないといけない問題ですよね;

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

ほんとなら、子供たちは集団疎開するべきです。
あとから後悔しても取り返しがつかないわけだし。
あとで、みんな無事だったら、なんだ大げさだったね、で笑って済ませられるのに。