下町ロンドン発、主婦ねこなすが綴る何気ない庶民の暮らし。 A Japanese homemaker writes about her life in London.
Sunday, 28 October 2007
Pembrokeshire Coast National Park (2)
ウェールズを歩く旅はまだ続きます。
ここはSt. Davids(セント・デイヴィッズ)という小さな町の近くにある村、St. Justinians(セント・ジャスティニアンズ)にある救命艇派出所です。
この中に入って救命艇の見学もできるんですよ。この派出所は140年くらい続いているそうです。この新しい建物の裏には古い派出所がまだあるんですよ。
そしてその真正面に見えるのはRamsey Island(ラムジー・アイランド)。
この辺りにはハイイロアザラシがたくさん生息しているんですよ。
こんなところにもアザラシがいないかな、と覗き込んでみたり。
お昼はPorthgain(ポースゲイン)という村の、18世紀からあるというSloop Inn(スループ・イン)というパブで食べました。
もちろん地元のエールも飲んでみましたよ。Felinfoel Brewery(フェリンフォール醸造所)のエール。
さっぱりした切れ味で美味しかったです。
このパブは今はウォーカーのためのパブという感じですが、昔は産業革命で働いていた坑夫たちのためのパブだったんですよ。
1880年代から1931年まで運行していたポースゲイン鉄道で花崗岩やレンガをポースゲインから船で輸送していたのです。
その産業革命跡がこれ。
現在ここは保存地区になっているんです。
港から登ると、こういった建物の遺跡も残っています。
そして下を覗いてみれば、こんな風景。
ポースゲインの村もこんなに小さく見えます。
ここを歩きながら、約100年前には忙しい工業地帯として賑わっていたんだな、と想像すると…とっても不思議感覚。
こんなスレート(粘板岩)で作られた塀もまだ残ってました。
ダンナはこんな崖の方まで下りていくし…危ないっていうの!!
そしてダンナがアザラシを発見!
みんなで崖上に寝そべって静かにしばらく観察してたのです。
灰色の空…でも大自然を満喫!!
この後セント・デイヴィッズにも寄っていきました。
この町は6世紀に寺院ができてから、そこを中心に城壁の残りもまだ見られる素敵な小さな町。
この町のお店で初めてウェールズ人同士でウェールズ語を話しているのを聞きました。
とっても響きのいい言葉。
言葉って生きているものなんだな、と実感。
これからもぜひ英語に負けず、ウェールズ語を守っていって欲しいです。
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