Wednesday, 5 November 2008

アメリカにフレッシュな風

とうとう民主党のバラク・オバマ氏がアメリカ大統領選に勝利!!

米史上初のアフリカ系大統領誕生ですね。

テレビ番組「24」などで黒人大統領の役はあっても、本物の大統領が登場するまでは、まだまだ時間がかかると思っていました。

下町ロンドンの子供たちの学校でも、今回の大統領選は大きな歴史的出来事として、教室で話題になっていたようです。

私が学生のとき、マーティン・ルーサー・キング牧師の「I have a dream(私には夢がある)」の素晴らしいスピーチを勉強したのが、つい昨日のことようです。

それが、大統領誕生とは。

そしてジョージ・W・ブッシュ大統領を2期に渡って当選させたアメリカが、オバマ氏を大統領に当選させたというのは感動です。

アリゾナは私が住んでいた頃から、共和党のマケイン氏が上院議員として活躍していました。

そしてどうも今でも保守的なアリゾナのようです。

そのアリゾナに住んでいる友人から、『Revolution Starts Tonight(革命は今夜から始まる)』というメールが届きました。

ほんとにその通り。

アメリカにもまだ人種差別もあるし、オバマ氏が大統領に就任するということが気に入らないという人も多いはず。

これからの課題もいろいろ山積みであろうし、オバマ氏が大統領になったからといって、スーパー・ヒーローのように全ての問題を解決できるわけでもないし。

ただ言えることは、アメリカにフレッシュな風が吹き出したということ。

大統領の皮膚の色が争点の一つにならない時に初めて、マーティン・ルーサー・キング牧師の夢が現実になる気がします。



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Monday, 3 November 2008

リヴァプールの大変化

昨日の日曜日は、F1ブラジル・グランプリを観戦していて、ぐったりと疲れてしまいました。

ずっと応援していたイギリスのルイス・ハミルトンが、最後の1周で6位になりもうダメかと思ったら、最後のコーナーでまた5位に上がって無事に年間優勝に輝きました。

その上、23歳で優勝というのは史上最年少だそう。

おめでとうー、ルイス!

暗いニュースが続く中、やっと明るいニュースがあってよかったですよ。

さて、さて、私達のリヴァプールへの旅。

とっても寒い中、リヴァプールの街を歩くことになってしまいました。

何と、夜が明けて外を見ると、、、

雹が降っているしー。

気を取り直して雹が止んだあと、Albert Dock(アルバート・ドック)の方へ歩く途中、こんな光景に出会いました。

本当は虹が2つ重なっていたんですけど、1つしか写真には収められず・・・。



アルバート・ドックは1846年に開設してから船荷の倉庫として使われていたのですが、他の波止場と同じように廃れていました。

でも1980年代からの大きな資本投資のおかげで、レストランやお店、博物館や美術館の集まるトレンディな場所として生まれ変わりました。






そしてリヴァプールといえば、、、ビートルズ。

義父も何十年も前に、ジョンとポールとパブでビールを一緒に飲んだとか。

街の中を走っているこんなバスも見かけます。

そんなリヴァプールもこの数年で大変化を起こしています。

リヴァプール・ワンという大きなショッピング・センターができたり、エコーという大きなコンサート・コンヴェンション会場ができたり、Museum of Liverpool(リヴァプール博物館)が建設中。

それにしても、この不景気の中、どこから建設費が出ているのかちょっと不思議。



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Friday, 31 October 2008

気になっていた義父の病

今回ちょうど、ハーフ・タームとダンナの出張が重なったおかげでリヴァプールに向かった私達。

日曜日の朝、アイアンブリッジ峡谷を発ち、スーパーマーケットに寄ってサンデー・ランチの材料を購入。

サンデー・ランチは義母からのリクエストでラム(子羊)。

義父母のもとへ到着してすぐに、ダンナがサンデー・ランチの準備に取りかかりました。

もちろんその間に私はお皿などを洗い直し。

(なぜ私が食器を洗い直さないといけないかの理由は、こちらからどうぞ!)

今回、久し振りに訪ねたかった理由は義父の病気です。

義母は時々一人で電車やコーチ(長距離バス)に乗って下町ロンドンまでやってくるのですが、義父はなかなか出不精なのか今までロンドンに遊びにきたのは数えるほど。

私達も子供たちが学校に通い始めてからは、学校の休みと合わせて行かないといけないので、ぐっと義父母を訪ねる機会が減りました。

その義父が昨年末にVascular Dementia(脳血管性認知症)との診断を受けました。

脳血管性認知症というのは、多発性の小さな脳梗塞によって脳機能が低下し認知症になる、というものです。

イギリスではアルツハイマー病についで、二番目に多い認知症だそう。

初めて認知症と聞いた時は、「アルツハイマー」と一括りにしていましたが、ちょっと調べてみると認知症にもいろいろな種類があるということを知りました。

そういえば、何年か前に高血圧だったり糖尿病の疑いがあったりしたんですよね。

どうもそういった病気も関係するようです。

その脳血管性認知症の特徴的傾向の中に、「ささいなことで泣いたり怒ったりなど精神的に不安定になることが多い」というのがあるのですが、義父もそういう時があるみたい。

喧嘩をしたとか暴れたとかで、少し前に行きつけのパブの一つから立ち入り禁止になってしまったそう。

その他にも、義母が留守をしている間にパニックを起こして、自分がどうして自宅にいるのかなどを混乱して忘れてしまったり、なんてことも。

だから私達も子供たちに義父の病気の説明をして、
『もしかしたら、おじいちゃんが何度も同じことを聞いたりするかもしれないけど、その時はちゃんと応えてあげてね』
と言っておいたのです。

でも・・・

義父はいつもとあまり変わらない感じでした。

なんだか少しホッとしました。

久し振りに義父母と一緒のサンデー・ランチ、義母の作ったライス・ブディングを食べて大満足。

夕方には宿泊先のリヴァプールのホテルに向かったのでした。



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Wednesday, 29 October 2008

ヴィクトリアンなアイアンブリッジ峡谷

今週は子供たちがハーフ・タームでお休み。

ダンナがちょうどリヴァプールに行かないといけない仕事があったので、一緒にみんなで行ってきました。

でもただ行くのは面白くないので、その途中Telford(テルフォード)の近く、Ironbridge Gorge(アイアンブリッジ峡谷)に1泊して寄ってみました。

ここは、産業革命の発祥地として知られる場所。

正式な名称は実はセヴァーン峡谷だけれど、産業革命のシンボルである、1779年に建造された世界初の鉄橋にちなんで付けられた名称です。

そしてこの地域、アイアンブリッジ峡谷は世界遺産でもあります。

この鉄橋は以前訪れた時にジックリ見たので、今回私達の直行したところはBlists Hill(ブリスツ・ヒル)と呼ばれるヴィクトリア時代を再現した町。

ブリスツ・ヒルも実は2回目。

前回も子供たちはとても楽しんでいたので、、、というか、大人もとっても楽しめるところなのでまた行ってみることに。

このブリスツ・ヒルは、よく再現されたヴィクトリア朝の町。

炭坑跡、溶鉱炉跡やレンガ工場跡などもそのまま残されて、当時の産業革命の活気ある様子を思い浮かべながら歩いてみると、また楽しいものがあります。






学校、医者、ロウソク屋、パブ、店、薬局、パン屋などが、ちゃんと営業しているだけでなく、ここで働く人たちは皆その当時の衣装に身を包んでいるので、よく雰囲気が漂っています。





もちろん普通のお金でもいろいろ買うことができますが、銀行で昔の金銭であるファージングやペニーなどに両替してくれるのですよ。

なので、昔の金銭で値段が表示してあったりします。



ここのパン屋さんのフルーツ・ブレッドがとっても美味しいんですよ!

パンの焼ける頃にいくと、もう列ができていたりします。

うちの子供たちが狙っていたのは、スイーツ屋(お菓子屋)さん。

昔のように、あめ玉などを量り売りしてくれます。

ちょうど改装中で、ところどころ工事をしているところがあったのでちょっと残念でしたが、アイアンブリッジ峡谷周辺には、この他にも多くの興味深い博物館が集まっているので、オススメです。



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Friday, 24 October 2008

ハロウィーンのビール

もうすぐハロウィーン。

ここ数年、イギリスでも大きなイベントになってきました。

アメリカの行事かと思っていたら、そのルーツはカトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩に行われる伝統行事とケルトの収穫感謝祭だそう。

だからアイルランド、スコットランドやイングランドでも昔からあった行事だそうです。

でもイングランドでは16世紀の宗教改革をきっかけに廃れてしまっていたので、最近またアメリカから逆輸入された文化のようです。

というより、、、スーパーマーケットの金儲けのために逆輸入されたという方が正解かも。

下町ロンドン辺りでは、ハロウィーン=お菓子+お化け+パーティーという構図が一人歩き。

子供たちがコスチュームを着て、「Trick or Treat!(お菓子をくれないとイタズラしちゃう!)」と言いながら、お菓子をもらいに歩く行事になってしまっています。

それにこのハロウィーンを悪用して、地域の住宅にイタズラをしてまわるティーンエージャーもいるので、この地区の会報には「トリック・オア・トリートお断り」というポスターまで入っています。

ハロウィーンが近いからか、こんなビールが売っていました。

The Unofficial Beer of Halloween(ハロウィーンの非公認ビール)。

非公認、、、たしかに誰が公認するんでしょうね?

オックスフォードシャー州にあるWychwood(ウィチウッド)醸造所のHobgoblin(ホブゴブリン)というビール。

アルコール度5.2%。

あまり期待しないで飲んだせいか、美味しくてビックリ。

深い赤茶色のビールはモルトが効いて、ちょっとトフィーのような深みのある味。

私好みのビールで大正解でした。

これならハロウィーン大歓迎!



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Tuesday, 21 October 2008

引率でわかる実態

昨日、長男の小学校の引率でロイヤル・アルバート・ホールまで行ってきました。

Music for Youth(ミュージック・フォー・ユース)とロイヤル・アルバート・ホール協賛の、「プライマリー・プロム」と呼ばれるプログラムで、ロンドン近郊の小学生たちを無料でコンサートに招待してくれるものです。

学校を出てから最寄りの駅まで歩き、地下鉄で40分くらい。

ランカスター・ゲイト駅に到着して、ロイヤル・アルバート・ホールまではケンジントン・ガーデンズを突き抜けて足早に歩き、会場に着いた時には汗がにじむほどでした。



コンサートのミュージシャンも、比較的若い人たち。

音楽の幅も大きく、ゴスペルのコーラス、ロック、ジャズ、スティールバンド、クラッシックのオーケストラまでと、大人も十分楽しめる素晴らしいものでした。

でも・・・

以前から気にはなっていたのですが、今回の引率でもあることが気になりました。

それは、体力とお弁当。

ちょっと歩くだけで、すぐに疲れる子供が何人もいるのです。

会場に到着するまでに、ヒィヒィ言っている子供たちが何人かいたんですよ。

学校から最寄りの駅まで徒歩で約20分くらい。

もうそこから『足が痛いー』など言い始める子も。

そしてハイドパークを歩いている時も遅れをとる子供たちが数人。

ほんとに体力がないな、と驚いてしまいます。

最近の子供たちは歩く機会がほとんど無くなってしまっているよう。

車で学校まで送迎したり、どこへ出かけるのも車という家庭が多いからだと思うのですけどね。

これでは毎日学校で体育をしてもらわないと、将来NHS(National Health Service 国民医療保健サービス)はきっと潰れてしまいますね。

もう成人病の予備軍がウヨウヨいますから。

そしてコンサートのあとは、空っ風の吹くハイドパークでピクニックだったのですが、、、

ここでもまた、気になるお弁当が目についてしまいました。

お弁当を開けてみると、必ず入っているチョコレート・バーやクリスプ(ポテトチップスのようなスナック)。

中には、ファミリーパックみたいな大きいチョコレートを持ってくる子供や、スナックばかりを食べている子もいて、

『この親は自分の子供に何をしているのかわかっているのだろうか?』

と思わせるようなお弁当の中身も。

子供の健康が一番大事だと思うのに、、、こんなお弁当で育ち盛りの子供たちがちゃんと育つわけないです。

この世代の子供たちは親よりも早く成人病などを患い、寿命も低年齢化してしまうだろうな、とつくづく思います。

長男はピクニックの途中、文句タラタラ。

みんなのスナックを見ながら、『今日くらいクリスプ入れてよ!いっつもヘルシーなものばかりでつまんない。』

でも、いつかきっと「お母さんが正しかったー!」と思うぞ、長男。



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Friday, 17 October 2008

レジにも文化が表れる!?

長女に初潮がきて以来、生理用品は私の分と長女の分と2倍になってしまいました(当たり前ですが…)。

いつも愛用している生理用品が特価になっていたり、「Buy 1 Get 1 Free(1つ買ったらもう1つはタダ)」というような時にまとめて買ったりしています。

スーパーマーケットなどで買う生理用品は、もちろん他の買い物と一緒に会計を済ますことになります。

そのままレジ担当者がバーコードを読み入れ、買い物をしている私がバッグに入れていくわけです。

この前買い物をしていて、ふと思い出したことがありました・・・。

日本に一時帰国をした時のことです。

スーパーマーケットで買い物をしていたとき、生理用品もその中に混じっていました。

もちろんイギリスだったら、それはそのまま流れ作業の中に放っておかれているのですが、

そこではなんとレジ担当者が小さな紙袋を取り出して、生理用品を入れようとしていました。

わたしはついつい、、、

『そんなの紙袋に入れなくてもいいですよー。』

レジ担当者の女性はポカーンとした顔をして、私の顔を一瞬眺めたあと

『いえ、いえ、入れておきますね。』とそのまま紙袋の中に。

そこで思い出したのです、、、何をって日本文化。(笑)

そういえば、生理用品って紙袋に入れてくれるんですよね、外から見えないように。

でもそれってどうして外から見えたら困るのでしょうか?

花も恥じらうお年頃で、『生理用品を人に見られるのが恥ずかしいわ〜ん』というのならまだしも、私は人生経験も豊富なこの歳だし。

そんな感情はとっくの昔に忘れていました。

それに生理があるっていうのは自然の摂理。

当たり前のことですよねー。

イギリスのレジには、おばさん、お姉さん、お兄さんもいればおじさんもいます。

誰がレジを担当していようと、そんなの構わずに生理用品を買っている私って、日本人の恥じらいの心を忘れてしまっているようです。



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