Saturday, 12 July 2025

流産も忌引休暇

先日、ガーディアン紙でこんな記事を読みました。

労働党政権の労働者権利変革の1つ、雇用権利法の修正案として・・・

流産に苦しむ親の忌引休暇の権利を認めるようになるそうです。

妊娠24週までの流産/妊娠喪失において・・・

母親だけでなくそのパートナーも、少なくとも1週間の忌引が認められるようになるのだとか。

流産を経験したものとしては、嬉しい法案です。

ちなみにすでにイギリスでは・・・

妊娠24週以降の死産や18歳以下の子供の死を体験した場合・・・

2週間までの忌引が認められています。

流産もショックは大きいので、悲しみを癒す時間は必要な気がします。

私の流産は、ダンナとスコットランドの方へウォーキングに行ったとき。

妊娠初期で8週間目くらいだったと思います。

出血が始まると・・・

宿泊していたホテルの女主人のGP(家庭医/一般医)がホテルまで来てくれて、診察してくれました。

GPのアドバイスは「安静にしていること」。

もしまた出血がひどくなってきたら連絡を入れるようにと念を押されました。

その後やはり出血と腹痛は悪化するばかり。

ホテルの女主人がGPに連絡を取ってくれると・・・

GPはその地域の総合病院の方へ手配してくれて、私たちは車でその総合病院に向かいました。

なぜ車かというと、その辺りは僻地で救急車を来るのを待っているよりは・・・

自分たちで行った方が早いというGPの判断でした。

ホテルをチェックアウトしたときには・・・

女主人が何枚もタオルをくれ(出血が酷いので)、思いきり抱きしめてくれました。

なんとその日は大晦日。

病院へ着くとスタッフが暖かく迎えてくれ・・・

すぐに産婦人科の先生のところへ連れて行かれました。

そして、その時点で残念ながら流産、と診断されました。

産婦人科病棟で掻爬手術を待っていると・・・

産まれきたばかりの赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。

人間になりかけている小さな命が消えていくと同時に・・・

誕生してきた命があるんだなぁ、とぼんやり考えたりね。

この手術前、そして後には看護婦さんたちにとてもお世話になりました。

看護婦さんの配慮でファミリー・ルームが用意され・・・

ダンナも一緒に病室に泊まれることになり、病院で雪の元旦の朝を迎えたのです。

そのあと、数日してからすぐに仕事に戻りましたが・・・

やはり少しでも暇になると、思わず涙が流れたりしてたことを思い出しました。

記事によると、毎年およそ25万人の妊婦が流産を経験・・・

妊娠の10〜20%が妊娠12週の早期流産だそうです。

早くこの修正法案が施行されると良いけど、2027年になるみたい。




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