London Palladium(ロンドン・パラディアム)というシアターで行われた、Rodriguez(ロドリゲス)氏のコンサートです♪
ロドリゲスって誰?と思う人もいると思いますが・・・
数年前に出た、「Searching for Sugar Man(シュガーマン 奇跡に愛された男)」というドキュメンタリー映画の主人公です。
本名はSixto Rodriguez(シクスト・ロドリゲス)というアメリカのミュージシャンなのですが・・・
1970年代前半にレコードアルバム2枚を出したものの、まったく商業的には成功せずにいました。
彼のアルバムを制作したプロデユーサーやレコード会社の人は、「最も印象に残っているアルバムだ」というほどの実力派だったにも関わらず、地元のアメリカでは無名のまま。
んが、そのあと南アフリカ共和国で、ロドリゲス氏のアルバム「Cold Fact(コールド・ファクト)」が大ヒット。
特に収録曲「Sugar Man(シュガー・マン)」は、反アパルトヘイトを象徴する歌として、熱狂的な支持を集めたのです。
労働者の悲痛を歌ったロドリゲス氏の音楽は、当時アパルトヘイト真っ盛りの南アフリカ共和国で若者たちに影響を与え、反政府の声を上げていきました。
なんと南アフリカ共和国では、エルビス・プレスリーよりも売れたほどだとか。(驚)
そんなにアルバムが売れたのに、海賊版だったから、当の本人はまったく知らずにいたのです。
で、南アフリカ共和国ではヒーローの1人になったのだけど、誰もロドリゲス氏の正体についてはわからずに、そのうち自殺したという噂が流れていました。
1990年代になって、南アフリカ共和国のファンの1人音楽ジャーナリストを中心に、ロドリゲス氏の行方を突き止めることに成功。
ロドリゲス氏本人に連絡を取ることができ、1998年には初めて南アフリカ共和国でライブが行われて、ファンが大集合。
そのあと、このドキュメンタリー映画が制作され、現在に至るというわけです。
このドキュメンタリー映画は、ほんとにオススメ!
ロドリゲス氏の人柄に惹きつけられ、感動すること間違いありません〜。
ってことで、これを観て、初めて知ったロドリゲス氏なのですが・・・
機会があったら、コンサートに行ってみたいな、と思っていました。
そして、昨夜行ってきました〜!
んが、ちょうど家を出る前に、地下鉄でトラブルがあり、予定より大幅に遅れて会場に到着。
もうすでに前座のClare Maguire(クレア・マグワイア)氏のパフォーマンスは終盤で・・・
残念ながら、楽しめたのは最後の2曲だけでした。
で、いよいよロドリゲス氏登場〜!
と思ったら・・・
もう1人の女性が。
どこかで見た人だと思ったら、ロドリゲス氏のドキュメンタリーの中で見た娘さんの1人でした。
ギターも上手いし、シンガー・ソングライターの道を歩んでいるのかな?
で、いよいよ本人!
登場するとき、娘さんらしき人たちに支えられながら現れてビックリ。
まだ実家の母よりも若い74歳だそうですが・・・
目が悪くてよく見えなくなってしまっているみたいだし、体が弱くなってしまっているようです。
残念ながら、声も伸びが悪くなってしまってて、ちょっとバンドの音に圧倒されてしまっていました。
音響の方も悪かったのかも?
それでも、熱狂的なファンは初めからノリノリだったし・・・
私たちも、あのロドリゲス氏と時間を共有出来たし、彼のコンサートに参加して大満足〜!
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2 comments:
行ってきたんですね。目が見えないというのは、Jools Hollandのテレビに出たときにいわれていましたね。そのときも誰かが手を引いてステージにつれてきてました。
私も一番好きな映画のひとつです。
Atsukoさん、こんにちは〜。
ほんとにあの映画はいいですよね。
コンサートに行ったあと、また観てしまいました。(爆)
長女も一緒に観てて、ボブ・ディランよりもいい!と言ってファンになったようです。(笑)
彼のレコードを新しく売ってるらしく、ダンナがネットで購入(2枚とも)。
今度はちゃんと印税がロドリゲス氏に入るようで、安心しました。
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