最近、こんなニュースを読みました。
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China expert at Nottingham University 'spent too much time abroad'(BBC)
ノッティンガム大学の博士研究員だった、廣野美和氏についてなのですが・・・
イギリス永住権申請が却下されたというものです。
このニュース、約1ヶ月前のもので、まったく知らなかったのだけど、ダンナがたまたま教えてくれたのでした。
で、内容ですが・・・
昨年、日本人である廣野氏が、indefinite leave to remain(永住権)の申請をした際、イギリス国外で過ごした時間が長過ぎるという理由で却下されたそう。
廣野氏の専門は中国の平和維持活動と人道援助。
研究内容が内容だけに、中国はもちろんのこと、カンボジアやインドネシアなどのアジア諸国などにも研究や人道支援の目的で、イギリス政府援助の組織に加わり訪問していました。
その職務の一環として、2009年〜2010年は270日間、そして2010年〜2011年は202日間をイギリス国外で過ごしていたそうですが・・・
内務省が2012年に定めた新しい移民法によると、イギリス永住ビザを申請する場合、過去5年間で450日間以上、または最近12ヶ月間のうち90日以上はイギリス国外にいてはいけないとか。
でもそれって2012年の新移民法施行前ってことだよね?
それに、国外に行ったのは研究目的で、家族旅行で遊びに行ったわけでもないし・・・
廣野氏の子供はノッティンガム生まれだそうだし、生活の拠点は完全にイギリスだったのに。
もちろん、廣野氏はこの却下に対して不服申立てしていたそうですが、ダメだったみたいです。
で、永住権ビザを却下された廣野氏は、ノッティンガム大学から立命館大学に移り、准教授として中国国際関係論、安全保障論の教鞭をとるようです。
(BBCのウェブサイトは京都大学となっていますが、実際は京都にある大学の間違い)
イギリスは貴重な中国専門家を失くしてしまい、残念なことですね〜。
廣野氏本人が、今回の内務省の永住権申請が却下について、Times Higher Education(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)に投稿しているので、興味のある方はこちらからどうぞ。
↓↓↓
Miwa Hirono: my Home Office hell
ところで、私が永住権取ったときも、たぶんそういう制限があったとは思うのですが、もう20年くらい前のことなので、ぜんぜん覚えていません。
が、一旦永住権を取ってしまえば、イギリス国外で何ヶ月過ごしても大丈夫。
ただ国外滞在が2年間以上になると、永住権を失ってしまうことになるので要注意です。
それにしても・・・
ビザに関しては、この数年しょっちゅう条件が変わったりしているので、これからイギリスに来る皆さんはよくチェックしてみてくださいね〜。
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