我が家ではここ何年もロング・ライフ・ミルクを使っています。
フランスでなかなかロング・ライフ・ミルク以外、手に入らなかったのがきっかけ。
ロング・ライフ・ミルクっていうのは、長期間、常温で保存できる牛乳でイギリスで表示されているのはUHT(ultra heat treated/超高温殺菌)。
スーパーマーケットなどの冷蔵庫に陳列されて売っている高温殺菌ミルクは、だいたい71.7°Cで15秒間殺菌しているそう。
UHTのミルクは少なくとも135°Cで、少なくとも1秒間殺菌するそうです。
だから高温のせいでちょっと味が違うんですよね、微かに。
でも我が家ではまったく気にならないので、便利なロング・ライフ・ミルクを使っているのです。
スーパーマーケットで買っている、あるブランドのロング・ライフ・ミルク。
最近買ったミルクを開けてみると、色がちょっといつもよりキャラメルっぽい。
匂いを嗅いでも何もなし、飲んでみるとちょっといつもより甘い感じ。
なんだか怪しい感じなので、ダンナがもう1本開けてみるとまったく同じ。
同じ製造番号なので、きっと同じ日に生産されたミルクです。
ちょっと気になったので、その生産元の農場へ連絡を入れてみました。
その返事によると、
「お客様のおっしゃることから判断すると、いつもよりちょっと長い時間殺菌されたようです。
時間が長く殺菌されるとキャラメル化が起きて、茶色っぽく変色する場合があります。
ミルクの方は他に同じ製造日のものをテストしてみて、何も問題がないか確かめてみます。
とりあえず、ミルクは大丈夫だと思いますが、大事をとって捨ててください。」
という丁寧なメールがありました。
そしてその後に続いたのは、
「申し訳ないので、そのミルク代は当社がお支払いします。」
ということで、数日前になんと£4(約800円)の小切手が送られてきました。
たった£4なのですが、私の2本のミルク代はその半額にもみたないくらい。
なんだか農場の誠意が伝わってきた出来事でした。
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4 comments:
ねこなすさん、おはようございます。
イギリスでUHTを使っている人がいるのは知りませんでした!
スーパーで売っているのも知らなかった!!
我が家ではこの味がだめで、それで苦労するのがホリディなんです。
生の牛乳にもサーテライズ(殺菌)とパスチャライズ(滅菌)があって、うちではパスチャライズしか飲みません。
でもスペイン人はUHTしか飲まないので、牛乳を探しにイギリス人のよく行くスーパーマーケットを探さないといけないんです。
今もこの2日、牛乳が無いのでお茶を飲んでいません。
ミルクたっぷりのお茶が飲みたいです・・・。
これからイギリス人の大好きなポレンサのマーケットに買いに行きます。
売り切れてないといいんだけど。
mikiさん、おはようございます。
昨年秋のTelegraphの記事によると、イギリスでのシェアは8.4%ですって。ほかのEU国と比べると、かなり低いです。フランスでは95.5%、ドイツでは66.1%、スペイン95.7%、ベルギ−96.7%。通りでスペインで見つからない訳です。
私達もフランスでパスチャライズのがなかなか見つからなかったのがきっかけで飲み始めたのです。子供たちが気になるかな、とちょっと心配でしたが大丈夫でした。
農場の姿勢が好印象ですー。
信頼できますね。日本と大違い。
最近の食品偽装事件、情けなくなりますよ;
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
こういう対応をしてくれるお店がもっとあるといいんですけどね。これからもこのミルクでいくぞって思いますよね。日本もいろいろ信頼を裏切る事件が起きてますよね、、、残念。
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