ダンナと一緒に・・・
美味しいパスタのディナーを食べてから向かったのはココ。
Garrick Theatre(ギャリック・シアター)で上演中の・・・
80年代にテレビで放映されていた、Alan Bleasdale(アラン・ブリーズデイル)氏原作の作品を・・・
James Graham(ジェームズ・グラハム)氏が舞台化したものです。
ドラマの舞台が80年代のリヴァプールなだけに、当時ダンナもドラマを観ていたそうです。
私は聞いたこともなかったけどね。
サッチャー政権下で失業率が高い中、なんとか仕事を探そうとする・・・
Chrissie(クリッシー)、Loggo(ロッゴ)、George(ジョージ)、Dixie(ディキシー)とYosser(ヨッサー)の仲の良い男たち。
それまでは、みんな一生懸命真面目に仕事をして家族を養っていたにもかかわらず・・・
失業しお金に困ることになってしまいます。
失業保険でなんとか食いつぎながら・・・
なんでもお金をもらえる仕事を探し生活苦に耐えていました。
ちなみに舞台名の「blackstuff」というのは、黒いアスファルト舗装のこと。
道路工事に従事した、この舞台の主人公たちのそれぞれの苦難が・・・
面白可笑しく表現されていました。
俳優陣もテレビや映画で脇役として活躍している人たちがチラホラいて・・・
演技も素晴らしかったです。
それに、みんなリヴァプール出身なのか、訛りもバッチリ。(笑)
80年代には珍しく・・・
こういう状況に追い詰められた男性の精神的な苦しみなども、しっかりと浮き彫りにしてました。
今でこそ、男性のメンタルヘルスも大きく取り上げられるけども・・・
ブリーズデイル氏は先見の明があったのだな、とつくづく思いましたね。
8月3日まで上演中〜。
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