昨年、ヨーロッパ(EU/欧州連合内)では、ネオニコチノイド系農薬を一時使用禁止する決定をして・・・
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ネオニコチノイド系農薬が一時使用禁止
現在、clothianidin(クロチアニジン剤)、imidacloprid(イミダクロプリド剤)とthiametoxam(チアメトキサム剤)が禁止対象になっています。
そしたら、最近、アメリカのハーバード大学の研究でも、ネオニコチノイド系農薬とミツバチ減少との関係を示すものが発表されたそうです。
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Honeybees abandoning hives and dying due to insecticide use, research finds
農薬使用が原因でミツバチが巣を放棄し死に至ることが研究で判明(ガーディアン紙)
Sub-lethal exposure to neonicotinoids impaired honey bees winterization before proceeding to colony collapse disorder(ハーバード大学の研究内容詳細/PDFファイル)
マサチューセッツ中央部にある3ヵ所に存在する、18の蜂群を対象に研究が行われ・・・
各所において、ミツバチの巣をイミダクロプリド剤(各2つ)、クロチアニジン剤(各2つ)、農薬なしの巣(各2つ)と観察した結果・・・
ネオニコチノイド系農薬で処置された12つの巣のうち、6つの巣は放棄されてcolony collapse disorder(蜂群崩壊症候群)のような現象が観察されたそうです。
その割合50%!
ミツバチの半分が消えちゃうのだから、農薬の破壊力はスゴいです。
これが毎年続いたら、あっという間に全滅の危機が来るのは想像つきますよね。
それも夏の間は特に大きな変化は起こらず、秋頃から冬にかけてこの現象が見られるようになったようです。
普通は冬は越冬するために巣箱で過ごすのだろうけども。
やっぱりネオニコチノイド系農薬は、1日も早く世界的に禁止にしてもらいたいですね〜。
ところで、イギリス国内で使用されているネオニコチノイド系農薬の商品などは、こちらから確認することが出来ます。
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List of home and garden pesticides containing neonicotinoids(Pesticide Action Network UK)
日本国内で使用されているものはこちら。
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ネオニコチノイド系化学物質の国内使用に関する基礎データ(一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt))
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2 comments:
だめよ~だめだめ!
ほんと、こんな農薬はすぐに使用をやめないと!
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
日本でもかなり使われているようなので、ほんとにすぐにでも止めて欲しいですね。
イギリスでもまだ使おうとしている農家もいるようなので、もっと教育して欲しいです。
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