週末のガーディアン紙で読んだ記事の1つに、こんなものがありました。
↓↓↓
American actor Charlotte Kate Fox wins role as 'mother of Japanese whisky'
アメリカの女優シャーロット・ケイト・フォックスが「日本のウィスキーの母」役を勝ち取る
これは9月からNHKで放映される予定の、朝の連続テレビ小説「マッサン」のことです〜。
イギリスでなぜこの記事が大きく載ったのかと言えば、もちろんマッサンこと竹鶴政孝氏の奥さんが、スコットランド人のリタさんだから。
竹鶴氏は、スコットランドのグラスゴー大学で有機化学を勉強するために、1918年に来英したそうですが・・・
やはりその当時は、外国人だからか何軒ものホテルに宿泊を断られたそうです。
そして、たまたま下宿先として見つけたのがお医者さんの家。
そのお医者さんが、将来妻となるリタさんのお父さんだったわけです。
竹鶴氏は、Longmorn and Hazelburn distilleries(ロングモーン&ヘーゼルバーン醸造所)に弟子入りをして、ウィスキー造りの基礎を学びます。
そして、リタさんと恋に落ちて、1920年に駆け落ち同然で国際結婚。
スコットランドに行って、2年以内にウィスキーの基礎を学んだばかりでなく、嫁まで手に入れたってことですね。(笑)
やるな〜。
そしてその翌年に、ウィスキー造りの夢を胸に、不況の日本に帰国したそうです。
その後、彼らの努力は日本を代表するウィスキー会社ニッカになるわけですが、この2人が恋に落ちなかったら日本のウィスキーは誕生しなかったのかな、など気になります。
それに当時、竹鶴氏はよく英語がわかったな・・・
というか、よくスコットランド訛りの英語がわかったな、と感心します。(笑)
大学関係者とかお医者さんとかは、訛りがあんまりヒドくなかったのかもしれませんが、醸造所の人たちはかなり訛りがあったと思うのよね〜。
そして、日本に行ってから竹鶴夫婦は始めは大阪に住んでいたので、リタさんは大阪弁を話していたとか。
私もアメリカの大学にいたとき、日本に留学してた大阪弁をしゃべるアメリカ人の友人がいたけども、なんか不思議な感じでしたね。(笑)
第2次世界大戦のときには、故郷が敵国となってしまい、リタさんは人種差別の影響を受けたりスパイ容疑をかけられたりとかなり苦労したようですが、イギリスには1度も帰らずに1961年に亡くなったそうです。
故郷が恋しかっただろうな。
もう1度、両親や友人たちと会ったり、ハギスを食べたりしたかっただろうと思うのよね。
現在は、飛行機でけっこう自由に日本とイギリスを行き来出来るけども、50年代、60年代なんて簡単に海外旅行なんて出来なかった時代だっただろうし。
今の時代に国際結婚をしている私は、ほんとにラッキーです。
そういえば・・・
このドラマの主演に選ばれた女優さんであるフォックス氏は、日本人以外で初めての主演だそうですね。
重圧に負けずに頑張って欲しいです。
ところで、フォックス氏はリタさんのようなスコットランド訛り(またはイギリス)の英語で演技するのかな?
それともそのままアメリカ訛り?
それよりも、きっと大阪弁の練習が先ですね〜。
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被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。
東北地方の海がまたきれいになりました。
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2 comments:
おおー!
このドラマ、まさに今始まったとこですよ!
そうそう、大阪にいますよ!(笑)
今のところ、あまり面白くないんですが(爆)
主演が外国人、確かに始めてかも。
まあ、マッサンは、旦那の方ですけどね(笑)
玉鉄がイマイチなんですよね…。
エリーは頑張ってますよ!
お米も炊けるようになったし。
これから面白くなることを期待して見続けます。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
始まったみたいですね。
これから面白い展開になるといいけど。(笑)
というか、やっぱり実話っていうのがスゴいところですよね。
あの時代に、スコットランドから嫁で日本に行くなんて、大変だったろうな〜って。
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