イギリスというと福祉国家、そして懐の深い国であるというイメージがあります。
それは難民を受け入れたり、イスラム教などのいろいろな宗教に寛容であったり、何か世界で自然災害があるときなどにすぐに募金を募って対応したりなど、いろいろ。
ところが2日前に、あるフィリンピン男性の永住権が認められないという、驚いた判決がありました。
フィリピン女性マイラさんがNHS(National Health Service 国民医療保健サービス)で看護婦としての職を得、ダンナさんのアーネルさんと一緒にイギリスにやってきたのは2003年。
マイラさんが2004年に出産時、無痛分娩に用いられるepidural anesthetics(硬膜外麻酔)を、脊髄の中に直接麻酔薬を入れるはずなのに、間違って腕に注射をされて亡くなってしまったのです。
その死因審問が今年始めにあり、マイラさんの死は過失致死という判決でした。
マイラさんが、イギリス政府の管轄下にあるNHSの責任で死亡したのにも関わらず、今度はアーネルさんがHome Office(内務省)から永住権を剥奪されてしまったというのです。
たしかにアーネルさんはマイラさんが出産した子供(現在4歳)をフィリピンに住む親戚に預けているけれど、死因審問や法律的な問題が落ち着いたらイギリスに連れて戻り、2人で新しい生活を始めるつもりだったそう。
本当だったら親子3人で楽しくイギリスで暮らしているはずの家族が、こんな形でイギリスを離れないといけないなんてなんだかしっくりいきません。
『奥さんは死んでしまって悪かったけど、あなたもこの国から出て行ってね』なんて・・・。
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2 comments:
しっくりこないですね~!!
ってかなんて残酷な…って思ってしまいます(;_;)
サオリさん、こんにちは〜。
そうですよね〜、なんか酷い話しだと思いますよね。
奥さんが亡くなっていなければ、楽しい家庭を築いていたのだろうに、、、と思うとやりきれません。
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