Tuesday, 14 May 2013

汚染物質で海鳥に被害

今朝、下町ロンドンに、今年初めてのSwift(スウィフト/アマツバメ)が到来しました〜。
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アフリカからのお客様

北アフリカからの渡り鳥で、夏の間の短い訪問者のスウィフトが空をスイスイと飛ぶ姿を見ると、私も一緒に空を飛んでみたくなります。

毎年、スウィフトが来ると、やっと夏も近いのかな、とウキウキ。

Swift(スウィフト)
(↑のリンクから、チャリティー団体のRoyal Society for the Protection of Birds/英国王立鳥類保護協会のウェブサイトから、スウィフトの特徴や鳴き声を聞くことが出来ます)

でも今年は、例年よりもちょっと来るのが遅かったと思うのですが、やっぱり少し寒かったせいなのかな?

さて、鳥と言えば・・・

今年に入ってから2度ほど、イギリスの南西部海岸に流されてきた、ベトベトしたものに覆われた、gannets(カツオドリ)やguillemot(ウミガラス)などの多くの海鳥たち。
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Seabirds affected by second wave of sticky pollution 'could number thousands'
2度の粘着性ある汚染物質の被害は海鳥何千羽にもなる可能性(ガーディアン紙)

1度目の汚染は1月下旬、2度目の汚染は4月中旬頃に見つかり、今までに4千羽以上の海鳥の被害が確認されています。

初めは、この汚染がなんであるのかわからなかったのですが、分析の結果、polyisobutylene(PIB/ポリイソブチレンまたはポリイソブテン)であることがわかったそう。

ポリイソブチレンというのは、チューイングガム、粘着材、ゴム添加剤用途や燃料添加物などに使用されているらしいです。

なんで、このような物質が、海に流れていたのかというと・・・

どうも、このポリイソブチレンを運搬したタンカー/船舶が、輸送後にタンカー内をきれいにするために垂れ流しをしていたのが原因かも、ということです。
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Working with the shipping industry to prevent discharge of seabird killing substance
船舶業界と協力して、海鳥を殺す物質の排出を防止していく(Royal Society for the Protection of Birds/英国王立鳥類保護協会)

荷を降ろしたあと、タンカー内を洗って海に放出するのは合法なのだそうです。

ちょっとタンカー内にくっ付いたのを取り除いた、というよりも、あんなに被害が出たっていうのは、かなりな垂れ流しがあった感じだけど。

とりあえず、船舶業界も協力するということなので、もうこんなことは起きないといいのですが。

でも、ポリイソブチレンもそうなら、他のいろいろな化学物質や油とかも、海に垂れ流しになってるってことですよね。

人間の勝手な都合で、環境がどんどん汚れているってことです。

核廃棄物もそうだし。

んー、便利な世の中だけど、便利を追求する時代は終わったような気がします。




魔法の言葉を今日も呟きましょう!

「福島原発が沈静化しました。

被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。

東北地方の海がまたきれいになりました。

港町にも活気が戻ってきました。

ありがとうございます、そして感謝します。」



英国公認日本語ガイド協会のチャリティー・ウォーク
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
復興市場



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2 comments:

tatsumakineco said...

こういうのって恥ずかしいことですよね。
トイレ済んで、きちんとお尻が拭けないみたいに思うのは
アテクシだけでしょうか?

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

ほんと、自分の尻ぐらい拭け!って。
こういうことが、世界中で行われているというのは恐ろしいな、と。
目に見えないところで、どんどん美しい地球の汚染が進んでいるのだろうと思うとイヤになります。