Sunday 20 July 2008

コッツウォルズ湖畔の住人

Lower Mill Estate(ローウァー・ミル・エステート)と呼ばれる贅沢な別荘を集めた私有地があります。

グロスターシャー州にあるその土地、500エーカー以上。

湖畔にあるその別荘地には、人間の他に特別な許可をもらって住んでいる住人がいるのです。

その住人は・・・

European Beaver(ヨーロピアン・ビーヴァー)。

イギリスにもともと生息していたビーヴァーは、500年ほど前に乱獲され絶滅しました。

そのビーヴァーをドイツから輸入し特別な許可を得て、このローウァー・ミルで放し飼いしているのです。

そのビーヴァーたちに12匹の子供たちが産まれたそうです。

絶滅してから初めて産まれた子供たち。

自然保護団体はビーヴァーをまたイギリスに野生復帰させることを計画しているのですが、一部では慎重になっているようです。

その理由は自然破壊。

ビーヴァーに森林を荒らされたりするのではという危機感があるようです。

でも専門家によるとヨーロピアン・ビーヴァーは北アメリカに生息するビーヴァーよりはかなり温和だそう。

それに、外来種ではなくもともとイギリスに生息していた動物なので、上手く環境にとけ込むどころか生態系には欠かせないのではないか、という見方が大半です。

イギリスに復活したイノシシのように、ビーヴァーも野生に戻る日を心待ちにしたいと思います。

それにしても、、、

その私有地にある別荘のひとつが£7.2million(約15億円)で売れたそう。

私達がその別荘を買える日は遠いどころか、、、あり得ませんね。

ビーヴァーや自然に囲まれて生活してみたいわぁ。

ちなみにビーヴァーの子供はkits(キッツ)と呼ばれるそうですよ。



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2 comments:

Anonymous said...

おおお。
すごい別荘ですねー。
ポーンと買えるのは、やっぱりマドンナ様とかですかね。
ビーヴァーたちに囲まれて、豊な自然の中でのんびり暮らしてみたいです。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

そうでしょう〜、いいよね、、、。
なんだかどっかの記事でブラッド・ピットから問い合わせがあったとか書いてあったけどね。別荘だし、住宅ローンとか組む人は無理だよね、やっぱり。どんな自宅に住んでる人なんだろう〜と思っちゃう。
ビーヴァーに変装して入り込んでみますか!?