Thursday, 26 February 2015

続・鶏肉での食中毒に要注意

以前、スーパーマーケットで売っている鶏肉が、カンピロバクターで汚染されているということを記事にしたのですが・・・
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鶏肉での食中毒に要注意

最新のレポートによると、スーパーマーケットやお肉屋さんで販売している生鶏肉の4分の3が、カンピロバクターに汚染されているそうです。
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Three-quarters of supermarket chickens carry food poisoning bug(ガーディアン紙)
Campylobacter survey: cumulative results from the first nine months(The Food Standards Agency/食品基準庁)

カンピロバクターというのは、食中毒の原因となる菌の1つ。

汚染されていても、冷凍するとかなり菌が減るそうだし、肉を十分調理すれば、菌が生き延びることはないので、家庭での保存&調理に気をつければ、食中毒になる可能性はかなり低いですけどね。

で、今回のレポートは、2014年の2月〜11月にかけて実施したサンプルを元にしたもので・・・

一番ヒドい汚染だったのは、Asda(アズダ)。

10のサンプルのうち、8つが汚染されていたそうで、生鶏肉の3分の1がヒドい汚染だったとか。

といっても、どのスーパーマーケットでも5分の1はヒドい汚染だそうなので、どこで買っても汚染されている可能性はありそうです。

それに、7%のパッケージもカンピロバクター菌で汚染されていたとか。

だから、そのパッケージを触っただけでも汚染してしまうので、ショッピングに行ったら必ず手を洗って予防したほうが良さそうです。

というか、その前に、ショッピング中にも、他の食品とかと接触しないように、ちょっと気をつけたほうがいいのかも?

そこまで行くと、なんだか潔癖性という感じに聞こえちゃうけどね。(笑)

まぁ、サラダとか生で食べるようなものからは、離しておいたほうが無難かも。

ところで、スーパーマーケットの中ではM&S(マークス&スペンサー)が、かなりの投資をしてこの問題に取り組んでいて、自社テストでは11%の汚染度から5%まで減ってきているそうです。

農家へ投資したり、屠殺所で瞬間冷凍して殺菌する、などし始めたそうなので、次回の結果には大きな違いが出るかもしれませんね。

またM&Sでは、パッケージを2重にして、中はオーブン・プルーフ包装になってて、消費者は生肉に触ることなくそのままオーブンに入れてしまうことが出来るようにしたとか。

でも、それだと、チキンにタマネギとかガーリックとかで下味つけたり出来ないのかな?と疑問がありますが・・・

私はそれはそれであんまり気に入らないのだけど。

ちなみにイギリスでは、年間約28万人がカンピロバクター菌が原因の食中毒に感染して、約100人以上が死亡しているそうです。

日本でもやはり多いみたい。
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食中毒を引き起こすバクテリアの世界(国立医薬品食品衛生研究所の食品衛生管理部、PDFファイル)

この国立医薬品食品衛生研究所のレポートを見てたら、生鶏肉の80%以上からカンピロバクター菌が検出されてるって〜。

といっても、検査数は108体ってことなので、かなり小規模ですが。

とにかく・・・

みなさんも、生鶏肉の取り扱いには要注意!




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東北地方の海がまたきれいになりました。

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