東日本大震災の被災地である釜石では、1000人以上の方が犠牲となりました。
大震災から2年半近く経とうとしていた8月・・・
釜石では復興が進んでいるとはいえ、まだこんな風景が市内に多く残されていました。
震災の日までは、普通の本屋さんであったり、家族が過ごしていた家だったのでしょう。
震災からまだ解体されずにそのままの建物があったり、もう修復されてきれいになった建物があったりと様々。
そして、空き地や駐車場を多く見かけたのですが・・・
これは、すべて津波で流されてしまった建物跡を整備して、そのまま駐車場にしたりしていることに気がつきました。
家は流されて、土台だけが残っているところでも、庭の植木だけが残っているのも見かけました。
この家に住んでいたご家族はどうなったのだろう、無事に仮設住宅で暮らしているといいけど・・・などと思いながら、通り過ぎました。
そして、市民吹奏楽団などの発表会などが行われていた、市民文化会館もあの日からそのまま。
今回、釜石でお世話になった多田旅館のことはまた改めてご紹介しますが・・・
この旅館にあった震災当時の写真集を見て、その恐ろしさに震えました。
家族みんなで1枚ずつ写真をよく見ながら、この地でボランティアが出来ることに感謝しました。
少しでもお手伝いが出来るのなら、嬉しいことです。
上の写真は、多田旅館からも徒歩で5〜10分くらいの、釜石で一番賑わっていた大町商店街の震災当時の姿。
大町商店街はまだまだ元通りにはなっていませんが、少しずつ営業しているお店も増えてきているようです。
この写真集は、釜石滞在中に、釜石駅隣にあるシープラザ釜石で見かけたので、私も購入してきたのですが・・・
ロンドンに帰ってきたあと、この写真集を出した写真家の藤枝宏氏のことを、偶然ネットの記事で読みました。
↓↓↓
河北新報社/刻み込む 場所の記憶
藤枝氏の自宅も、津波で流されてしまったそう。
でも、残されたカメラで、被災した地元を撮り続けたそうです。
本当に1日でも早く、この町が復興する日を祈っています。
魔法の言葉を今日も呟きましょう!
「福島原発が沈静化しました。
被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。
東北地方の海がまたきれいになりました。
港町にも活気が戻ってきました。
ありがとうございます、そして感謝します。」
英国公認日本語ガイド協会のチャリティー・ウォーク
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
復興市場
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2 comments:
このカメラマンのことは知ってます。
すごい人ですよね。
当時、報道されてたと思う。
津波の恐ろしさ、絶対忘れてはいけないですね。
復興は、二度と同じ悲劇が繰り返されないような種類のものでなければ;
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
tatsumakinecoさんもこのカメラマンの方をご存知だったのですね。
ほんと、あんな状況で写真を撮り続けるとはスゴいです。
そのおかげで当時の様子がわかるので、有り難いことですよね。
少しずつ復興していますが、まだまだ道は長いですね。
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