「Studies of the Mortality of Atomic Bomb Survivors, Report 14, 1950–2003(原爆被爆者の死亡率に関する研究)」の、最新論文が発表されたそうです。
中部大学の武田邦彦氏のブログで紹介されていました。
被曝と健康に関する最新論文がでました
被爆と健康:決定版!!・・・広島・長崎の被爆論文がでました
で、ちょっと調べてみたら、放射線影響研究所(放影研)に、その論文の詳細が掲載されていました。
「原爆被爆者の死亡率に関する研究、第 14 報、1950-2003、がんおよび非がん疾患の概要」(日本語)
Studies of the Mortality of Atomic Bomb Survivors, Report 14, 1950–2003: An Overview of Cancer and Noncancer Diseases(英語)
この論文の概要の中に、こんな部分がありました。
「総固形がん 死亡の過剰相対リスクは被曝放射線量に対して全線量域で直線の線量反応関係を示し、閾値は認められず、リスクが有意となる最低線量域は 0-0.20Gyであった。
30歳で1Gy被曝して70歳になった時の総固形がん死亡リスクは、被曝していない場合に比べて42%増加し、また、被爆時年齢が10歳若くなると29%増加した。」
この「0-0.20Gy」っていうのは、1Gy(1Sv=1000mSv)ってことで、「0〜200mSv」だということらしいです。
この中で、大切なのは「閾値は認められず」っていうところで、低線量でも疾患との関係が見られるということじゃないでしょうか。
その他にも、
「がんの部位別には胃、 肺、肝、結腸、乳房、胆嚢、食道、膀胱、卵巣で有意なリスクの増加が見られたが、直 腸、膵、子宮、前立腺、腎(実質)では有意なリスク増加は見られなかった。
がん以外の疾患では、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患でのリスクが増加したが、放射線との因果関係については更なる検討を要する。」
という報告もありました。
癌だけでなく、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患にも影響があるかもしれない、というのはチェルノブイリでも報告されていたことです。
この最新論文が、放射線影響研究所(放影研)のお知らせとして発表されたのは3月1日。
それなのに、マスコミではなにも報道されていなかった?
今の日本、特に東日本ではとっても大事なニュースだと思うけどね〜。
P.S.
この「原爆被爆者の死亡率に関する研究」に関して、武田邦彦氏のインタビューを見つけましたので観てください。
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2 comments:
おっかないことは、誰も報道しないですよー。
みんなも知りたくないのかもしれませんが…;
それじゃ、ダメだと思うんですけど。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
わざとムシしているとしか思えませんね。
いいことも悪いことも、ちゃんと報道してくれないとー。
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