Saturday, 17 June 2017

高層公営住宅の火災

水曜日未明に西ロンドンで起きた、24階建て高層公営住宅Grenfell Tower(グレンフェル・タワー)の火災。

スゴい勢いで炎が瞬く間に広がり、唖然と映像を見ていましたが、まだ火災の原因もわからないままです。

今日になってやっと、行方不明者が58人で全員死亡している可能性が高い、ということが発表されました。
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Theresa May: support for Grenfell Tower victims ‘was not good enough’
(ガーディアン紙)

真夜中にあんな火災に巻き込まれた方たちには、本当に心が痛みます。

亡くなった方や被害にあった方の、ご家族の方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

今回も、消防団や救急隊などの素早い対応は素晴らしかったですが・・・

カウンシルや政府の対応が杜撰であること、が取り上げられています。

その対応に抗議するために、コミュニティーが中心となってデモが繰り広げられています。

消防団員も口を揃えて・・・

「あんな燃え方をした火災事故を見たことがない」というコメントがたくさん報道されていました。

私も、ビル火災であんな異常な燃え方を見たのは初めてです。

グレンフェル・タワーは、1974年に建てられたのですが、最近改修工事を終えたばかりだったとか。

そしたら、その改修工事で使用された、外壁の被覆材が耐火性に劣るものであったらしい、ということが報道されました。
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Cladding for Grenfell Tower was cheaper, more flammable option
(ガーディアン紙)

使用された被覆材は、Reynobond PE claddingというものだったようですが・・・

専門家からはこの建築材について、何度も政府に警告をしてあったとか。
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Revealed: the tower block fire warnings that ministers ignored
(ガーディアン紙)

同じ素材が他の高層住宅やビルにも使用されているとかで、その見直しを全国的に早急にするようですが・・・

すでに大きな犠牲が出てしまったあとで、とても残念です。

ちょっとでも安価に済ませるために、あの被覆材を使用することにしたのだろうけど・・・

スプリンクラーも設置されていない高層住宅には、致命的でした。

これから、グレンフェル・タワーの火災原因究明が行われるはずですが、かなり時間がかかりそうです。




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