Wednesday, 1 May 2013

ネオニコチノイド系農薬が一時使用禁止

今週の月曜日、European Commission(欧州委員会)が、ミツバチの数が減っている原因と言われている、ネオニコチノイド系農薬を一時使用禁止する決定を下しました〜。
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Bee-harming pesticides banned in Europe
ミツバチに有害な農薬がヨーロッパで禁止に(ガーディアン紙)

Bee deaths: EU to ban neonicotinoid pesticides
ミツバチの死:EU(欧州連合)がネオニコチノイド系農薬を禁止に(BBC)

イギリスは反対派だったそうですが、ヨーロッパ全体で使用禁止になったので、ほんとによかった〜!

といっても、使用禁止となるのは、ネオニコチノイド系農薬全体ではなく、その中の3種類だけで、まず2年間という期限付き。

その3種類は、clothianidin(クロチアニジン剤)、imidacloprid(イミダクロプリド剤)とthiametoxam(チアメトキサム剤)です。

これから2年間、さらにこの農薬の研究をしてから最終的な結果を出すようですが、たった2年でちゃんとわかるのでしょうかね?

もう10年以上ネオニコチノイド系農薬を使用しているわけだから、最低10年間使用を止めて様子を見たほうがいいような気もします。

反対派とされてるイギリスでも、以前から自発的にネオニコチノイド系農薬を撤去するお店もありましたけどね〜。
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DIY店でネオニコチノイド系農薬を撤去

それに、もちろんイギリス内にも、オーガニック関係者や環境保護団体など、たくさん賛成派もいます。

農薬を禁止にすると、農産物の生産率が減るとか反対派は言っているようですが、すでに一部の使用禁止をしているフランスやイタリアでは、そんな事実はないようなので大丈夫でしょう。

それに、ちょっとくらい生産率が下がっても、ミツバチがいなくなってから騒ぐよりはマシ。

とにかく一時的でも、ヨーロッパ全体でこの3種のネオニコチノイド系農薬を使わなくなる、というだけでも進歩ですね。

ネオニコチノイド系農薬については、こちらからどうぞ。
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早くネオニコチノイド系農薬を禁止に




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2 comments:

tatsumakineco said...

よかった!めでたしめでたし。
危険なものは極力使わない方がいいですよ。
絶対人間にも悪い影響出るし。
ミツバチいなくなったら大変!

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

この農薬、日本では野放しで使われているのですよ!
日本でも禁止にするべきだと思います。
ヨーロッパのこれからの変化で結果がはっきりしたら、日本も禁止になるかな?