Monday, 10 November 2008

真夜中の花火

先週の11月5日に行われたBonfire night(ボンファイアー・ナイト)

毎年イギリスでこの日に行なわれる行事で、この日、そしてこの前後数日間は、町中で花火が鳴り響きます。

私達も長男の小学校で花火大会があったので家族で行ってきました。

学校の花火大会はとっても楽しく大成功だったのですが、、、、、

その日の深夜午前3時頃・・・

うちの近所に花火をあげている近所迷惑な家がありました。

その次の日、いつも近所の事情に詳しいおばさんが家にやってきて、

『あ〜、Mさんの家のことだけどね、、、』

と話しを切り出したので、私はてっきり午前様の花火のことかと早とちり。

『そーなのよね!知ってますよ、私もダンナも起きちゃったもの!』

と話しだしたら、なんだか辻褄が合わない、、、

まったく違う話しだったのです。

そのMさんの家では成人した子供たちが数人いるのですが、その末っ子で24歳の娘さんがボンファイアー・ナイトの数日前に、急に病院に入院したまま亡くなっていたのでした。

それで、そのおばさんが近所をまわってカードにサインしてもらい、お花を買うために集金していたのです。

私はそれまでムカッとしていたのを忘れて、シュンとなってしまいました。

きっとその家の家族はみんなで花火をあげて、娘(妹)さんにさようならをしていたんだなと思うのです。

彼女の短い人生を花火で祝い、天国に旅立つのを見送っていたに違いありません。

合掌。

人生ってほんとに儚いものですね。

だから、毎日を精一杯生きなきゃ!



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6 comments:

Anonymous said...

そう言えば、ボンファイアーナイトの時期だわねえと
考えていたところでした。
ねこなすさん、私もちょっともらい泣きです。
ご近所の娘さんの花火の様な短い命。
子供に先に逝かれたご両親の心情を思うと
言葉を失い、心がとても痛みました。

nekonasu ねこなす said...

Chamaさん、こんにちは〜。

ほんとに親の気持ちを思うと何とも言えませんね。
親が先に逝くのが順番ですから。
私の従妹も26歳で生後6ヶ月の娘を後に残して亡くなりました。
それを考えると、生きて元気にしているだけで親孝行をしているのかな、と思えてきます。

Anonymous said...

聞いてみなけりゃわからない…。
堪えましたね;
私の親友も、一昨年亡くなったのです。
子供達はまだ小学生でした。
ものすごく元気な子だったのに。
ご主人から電話来た時、一晩泣きました。
親御さんのお気持ち思うと…。
花火くらいどんどん上げていいです。

Anonymous said...

お久しぶりです。
ロンドンの匂いを嗅ぎにきました。
24歳で亡くなるなんて・・・シュンとしちゃいますよね。
だから健康なのに命を粗末にする人が許せませんね。
深夜の花火って日本には無いでしょうね。
応援!

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

竜巻猫さんのお友達も若く亡くなったのですね。
ほんとに若い人が亡くなると、その周りの悲しみも大きなものがありますよね。
特に自分が親になってみると、子供を亡くす親の気持ちは想像がつくようになりました。
私も花火の理由を知っていたら、怒ることもなかったのにー。

nekonasu ねこなす said...

マコトさん、こんにちは〜。

お久し振りですー、いらっしゃい!
ほんとに若い人の死は辛いものがありますよね。
最近イギリスもティーンエージャーの殺傷事件などいろいろありますが、せっかくの命、大事にしないといけませんよねー。
今回、花火で亡き人を送るというのもいいかも、と思いました。