Kinderdijk(キンデルダイク)ってご存知ですか?
この風車網は1997年に世界遺産に登録されているんです。
イギリスで風車を見かけると昔の製粉所であったりしますが、オランダでは灌漑用が断然多いようです。
この低地の文化が生み出した灌漑用風車で、水をくみ出しているのです。
地図を見てみると、国土の3分の1近くは海抜0m以下ですからね。
なんと国土の約20%は水面だそうですから!
道理で運河をあちらこちらに見かけるわけです。
そして19世紀には、国内に約1万基の風車があったというから驚きです。
でも蒸気機関の発達で急速に衰えてしまったそうで、20世紀後半までには950基くらいに減ってしまったそうです。
だから今では時々風車を見かけることはあっても、そんなにゾロゾロあるものでもないんです。
でもこのキンデルダイクには、合計19基の風車が保存されているだけでなく、現在もちゃんと使用できるようになっています。
この風車のほとんどは18世紀の建造物。
何百年も修理をされながら、風を羽根に受けて動いているんですよね〜。
遠くから見ている限りだとロマンチックなのですが、動いているところの側にいくととっても迫力あります。
高さ20m以上はありますからね。
その中の1基が見学できるようになっているのですが、中に入るとほんとに小さいです。
ここに一家で住んでいたそうですから、大変だったのだろうな〜。
中がこういう風に大きな歯車で占められている造りになっているわけだから、人が生活する場所があまりないわけです。
そして、この風車の技術を発明した人はスゴイなぁ・・・と感心することしきり。
風車や歯車の廻る音に耳を傾けると、グウァン、グウァン、ガタガタ、ゴトゴトと、聞き飽きることはありません。
でもこの音と毎日生活するのはきっと大変だろうと思いますけどね。
そういえば・・・
見学できる風車以外の他の風車には人が実際に住んでいるんですよ。
外に洗濯物とかが干されていたところもありましたから!
もちろん誰でも住めるわけではないようで、風車の取り扱いにはライセンスが必要だそう。
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6 comments:
ねこなすさん、お帰りなさい。
桃太郎君は今日から学校なので、そろそろねこなすさん一家も戻ってきてるかなー、と思って覗いてみました。
私オランダはアムスにしか行ったことがないので、この写真の場所は知りません。
迫力ありそうですねー。
最近風力発電所のターバインとかがアチコチに出来ていますが、これくらい長持ちするのかな?
ええー、住んでるんですか?
そういう発想が今までなかったし
ここでねこなすさんの記事読まなければ
多分一生知りませんでした。
ありがとうございます~。
でも、ほんと、うるさそうですね。
風車のライセンスは実質世襲なんでしょうか??
mikiさん、こんにちは〜。
ただいまです〜。
うちの子供たちも学校が始まりました!
mikiさんも機会があったら行ってみてください。
けっこう迫力ありますよ…なんといっても19基もずら〜っと並んでいますから。見学用のは条件さえ整えば、いつも動いているみたいですが、他のは夏の土曜日だけのようです。
最近のターバインの方が短命かも、ですね。
私、以前ウェールズにある大きな風力発電所に見学に行ったことがあるのですが、共通して言えることは「フォームが美しい」ということかな〜。
tatsumakinecoさん、こんにちは〜。
住んでいるんですよ!
世界遺産なのに、、、
でもふと思ったのが岐阜県の白川郷。あそこも世界遺産だけど、人が住んでいるんですよね?
風車のライセンスは、国立学校で3年間勉強したらもらえるみたいです。たぶん修理の仕方なんかも学ぶんでしょうね。
行く先々の詳細や歴史を調べて書き残す、
ねこなすさんは偉いなあ。
ソフトタッチな写真と分かりやすい説明、
風車のこと、オランダのこと、
本当に勉強になります!
chamaさん、こんにちは〜。
私、疑問に思うと知りたいたちなのですよ〜。
こういうことを学生時代にやっておけば、もっと博識になれたのかも…。(笑)
まだ少しオランダの素敵と不思議が続きますので、お楽しみに!
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