Thursday 4 June 2020

ロンドンでも抗議デモ

先週、ミネソタ州ミネアポリスで起きた・・・

白人警官が黒人男性のジョージ・フロイド氏の首を膝で押さえつけ死亡させた事件。

また起きてしまった、という残念な気持ちです。

私がアリゾナに住んでいた頃に起きた、ロドニー・キング氏に対する白人警官の暴行事件のときも大きな暴動になりましたが・・・

今回も全米で抗議デモが拡大しているようです。

もちろん暴動を起こしている少数派もいるけど、大多数は平和な抗議デモをして訴えています。

キング氏の事件から少しは差別社会に変化が出るか・・・

そして、オバマ大統領も誕生して少しはマシになると期待していました。

でも、トランプ大統領に政権交代して、それが妄想だったことに気づきました。

やはり何世紀にもわたっての人種差別は根深い。

イギリスでも以前から問題になっているけど・・・

institutionalised racism(インスティテューショナル・レイシズム)という、まだまだ組織や社会の中に人種差別が温存されている状態です。

欧米の歴史は、欧米の視点から記録されたもの。

例えば、アメリカの歴史は・・・

ネイティブ・アメリカンを大量殺害したり保留地に追いやり、アフリカから多くの人々を奴隷として連れて来たことから成り立っているのです。

オーストラリアでも、移民の白人たちがアボリジニを同じように扱って、彼らの文化や人権をまったく無視したことをしていました。

イギリスは大英帝国の時代に、世界中でそれをやってて・・・

植民地を増やし奴隷貿易をして大きな利益を上げて、国が繁栄していたわけです。

そのツケが未だに社会の中にあるのです。

イギリスでも、黒人であると警官に職務尋問される率がとても高く・・・
↓↓↓
Black people ‘40 times more likely’ to be stopped and searched in UK
(ガーディアン紙)

ある統計では、白人に比べてその40倍の率だとか。

昨日、ロンドンでもコロナ禍の中、フロイド氏の事件に対してたくさんの人たちが抗議デモに集まっていました。

やはりところどころ、ソーシャル・ディスタンスは難しそうだけどね。

長女もRちゃんと一緒に、週末、抗議デモ参加するみたい・・・

もちろんマスクして。

いつか、肌の色や見た目だけで判断しない世の中になるといいね。








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