Sunday 17 March 2019

生理の貧困はなくなるのか?

数年前から、イギリスで大きく取り上げられることが多くなった、period poverty(ピリオド・ポヴァティー/生理の貧困)キャンペーン。

貧困が原因で、生理用品を購入出来ない家庭の子供たちが生理になると学校を休む、ということが注目されて・・・

年齢14〜21歳の学生10人の中1人がこのカテゴリーに入る、という報道がありました。

21世紀の先進国で、こんなことが日常茶飯事に起こっているのです。

で、イギリスでは以前から生理用品にかけられた消費税について議論がされ・・・

現在は5%になっています(普通消費税は20%)。

スーパーマーケット数社は、消費者の代わりに肩代わりをして・・・

消費税分安く販売しているところもあります。

以前から、生理用品についてブログで記事にしたことがあるけども・・・
↓↓↓
生理用品ソフトカップ
布ナプキン
生理の日も安心な下着

女性からしたら、やっぱり生理用品は贅沢品ではなく必需品。

そして、様々なチャリティー団体による生理の貧困のキャンペーンが功を奏して・・・

イングランドの病院で、必要に応じて生理用品を無料で患者に提供することになりました。
↓↓↓
Campaigners welcome free tampons for hospital patients(ガーディアン紙)
The NHS in England will offer free tampons and other sanitary products to every hospital patient who needs them(NHSイングランド)

実施されるのは今年7月からです。

病院では、男性のカミソリとかは無料で配布されているそうだけど・・・

それこそ必需品とは言えないと思うんだけどね。

そして、数日前に発表になったのは・・・
↓↓↓
Government to provide free sanitary products in English secondary schools(ガーディアン紙)
Period poverty: Free sanitary products for schools is 'huge step'(BBC)

来年度以降、イングランドのセカンダリー・スクールやカレッジの生徒に無料で生理用品を配布する、というものです。

これは大きな前進ですが・・・

実はスコットランドではすでに実施されていることです。
↓↓↓
Scotland to offer free sanitary products to all students in world first(ガーディアン紙)

無料でスコットランドの学校、カレッジ、大学で提供されているのだとか。

それだけでなく、図書館などの公共の建物や経済的に困窮する家庭も無料でもらえるそうです。

スコットランドでは生理の貧困は5人に1人という統計が出ていたそうなので、女の子や女性たちにとって大きく変化が見られるはず。

イングランドの場合はセカンダリー・スクールやカレッジのみなので・・・

少なくとも小学校まで拡大されるといいけどね。

女の子たちが、生理の日でも安心して学習に集中できる環境にあるというは大切なこと。

未だにEU離脱、Brexit(ブレキジット)問題で大混乱ですが・・・

とりあえず、生理の貧困の少し良いニュースがあって嬉しい〜♪




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