Saturday 26 October 2013

No Sex Please, We're Japanese(セックスはいりません、私たちは日本人)

一昨日、BBCの番組「No Sex Please, We're Japanese(セックスはいりません、私たちは日本人)」を観ました。

よくこういう番組でありがちな、日本人の奇妙なセックス産業のことかな…と思ったら、もっとまともな、日本が直面している少子高齢化社会のことでした。

もちろん期待を裏切らずに、任天堂DSのゲーム・ラブプラスの中の女の子と、現実のように恋愛している、精神年齢の幼い可哀想な中年おじさんたちも登場してましたけどね。(笑)

その中の1人はどうも結婚しているようですが、奥さん、この番組観たらビックリだろうな〜。(溜)

さて、番組の中で取り上げられたのが、北海道の夕張。

昔、炭坑で栄えた町は、もう若い人や子どもの姿もなくひっそりしていました。

遊園地や学校も閉鎖になって、ゴーストタウンのようになっています。

東京でも子どもの数が減り、出産年齢が上がっている、という産婦人科の看護婦さんの現場のお話し。

と、ここまでは、イギリスでも似たような傾向があると思います。

昔まで炭坑で栄えていた地方都市では、学校が閉鎖にならないまでも、やっぱり若い人たちが職を求めて都会に出て行くし、都会で働いている女性の出産年齢もどんどん上がるという構図。

でも、イギリスと日本が大きく違うのは移民。

イギリスには、EU(欧州連合)はもちろん、いろいろな国からの移民がいます。

イギリス人だけでなく、イギリスに住む移民も出産しているので、それほど少子化社会とは感じられませんからね。

それに、イギリスでは婚外子の割合もスゴく多いし。

番組の中で言っていたのは、イギリスでは人口の8人に1人が海外出身だけど、日本では60人に1人だそう。

だから、移民を増やせば少子化の問題は解決するのでは、と番組のプレゼンターが言っていたけど、それはまた違うと思うのよね。

日本は人口自体は多いのだし、もっと移民を増やして労働力を増やすよりも、すでにある労働力、女性や若い人が働きやすい環境にするほうがいいような気がするけど。

というのも、この間発表になった、「The Global Gender Gap Report 2013(国際男女格差レポート 2013年)」。

これからもわかるように、日本はまだまだ男女格差が大きい社会。


(地図の上にマウスを置いて動かすと、見たい国へと動きます)

日本は、先進国の中でもかなり遅れをとっていて105位!

日本社会はなんだかんだ言っても、子育ては女性が担っている社会であるから、女性の出産年齢が上がるのは当然だものね〜。

それに、出産後に社会復帰しにくいし。

そして番組の中で、高齢のチアリーダーが登場して元気に踊っていたり、ペットに大金をかけたり、と楽しい雰囲気もあるのですが・・・

その陰で、再犯を繰り返して刑務所で過ごす高齢の老人たちもいました。

刑務所の中の廊下には、高齢者用の手すりなども設置してあったり、食事も老人の受刑者に合わせたものになっていたり。

なんだか、日本の格差は、男女だけでなく貧富の差にも広がっているような気がしました。

少子高齢化社会の日本の行方を、他の国も注目してみているようです。



追記:

上のビデオが観れなくなってしまったようなので、こちらを追加しておきます。






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4 comments:

miki bartley said...

この番組、私も見ました。
興味深い内容でした。番組の中で、イギリスで生まれる子供の40%が結婚していない親からっていうくだりは、そんなにいたのかってびっくりしました。日本ほとんどいないみたいですよね。
やっぱり日本の場合は子供だけ生んでおこうなんて考えはないようです。いい悪いはともかく。

nekonasu ねこなす said...

mikiさん、こんにちは〜。

イギリスでは、婚外子、ほんとに多いですよねー。
まぁ、離婚も多いし。
こちらだと、日本よりも福祉が充実しているせいかもしれませんね。
イギリスの移民問題もあるし、日本であんまり移民を増やす政策にしても、無理があると思うわ〜。
もっと有休を取りやすくするとか子育てしやすいようなパート制を増やすとか、職場環境をオープンに働きやすくするほうが先決ですね。

tatsumakineco said...

日本は、一度仕事をやめると、再就職ほとんど無理ですからね;
責任のある仕事をしていたとしても、二度目のチャンスがない。
女性に限らず、男性でもそういうとこありますから。
んで、↑あの地図、超オレンジで笑いました。
笑ってる場合じゃないんだけど。
今度の政府は、なるべく女性を登用しようという動きは見せてるけど、うわべだけじゃ困るんですよね。
あと、やはり子供を安心して預けられる場所が少ない。
そのせいで、子育ての間、女性は自分のキャリアを諦めなきゃいけなかったりしますから。
子供をきちんと育てたいと思えば思うほど、仕事は無理かな。
で、年だけとったおばさんができあがるのですよ、アテクシのような。
何か外で仕事がしたいのですけど、とりあえず、今は家でできる今の仕事を続けるのみ。
あと5年はこのままかなあ。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

超オレンジ!
ほんと、私もそうですが、子供を安心して預ける環境は大きいですね。
再就職は、まだえげれすはマシだと思うけど、やはり私くらいギャップがあると、また難しいかな。
特にキャリアを産休前に積んでおかないと。
tatsumakinecoさんは再就職を果たしたし、これから少し落ち着くのを待てば、大丈夫ですよ!
私もちょっと頑張って探すかなー。(笑)