Thursday 17 January 2013

ガーディアン紙の福島原発記事と手抜き除染

先週末のガーディアン紙に、福島原発についての大きな記事が載っていました。
↓↓↓
Fukushima 50: 'We felt like kamikaze pilots ready to sacrifice everything'
(フクシマ50:「すべてを犠牲にする覚悟で神風特攻隊の気分でした」)

ガーディアン紙の記事は、当時、福島原発のユニット所長だった吉澤厚文氏のインタヴューです。

東日本大震災の当日からのことを、淡々と語っています。

そして、吉澤氏は1度だけしか受けていないけど、と前置きの上に、作業員さんたちの多くがカウンセリングを定期的に受けているとも。

きっとPost Traumatic Stress Disorder(心的外傷後ストレス障害)の症状などがあるのでしょうね。

戦地に行った兵士と同じように。

そして、まだその戦場は現在進行形だし。

フクシマ50として頑張ってくれた、そして現在も頑張ってくれている、大勢の現場の作業員の方たちには感謝しています。

が、東日本大震災以前から、東電が数々の事故や情報の隠滅をしていたということは別問題。

そういうことをはっきり追求して、これからはこんな重大事故を2度と起こさないためにも、責任・事故原因追及していくのが、政府や事故調査・検証委員会の義務だと思います。

東電の「福島復興本社」設立は、その責任を取るという意味で大きく評価は出来ますが、本当に被害者の方たちに寄り添って真摯な対応をしてくれるのかは、これからの課題でしょう。

このガーディアン紙の記事が出たちょうど1週間ぐらい前、ちょうど日本では、いい加減な手抜き除染のニュースが明らかに。
↓↓↓
手抜き除染調査
手抜き除染、言い逃れ ゼネコン報告書を検証(朝日新聞ネット版)

環境省や石原伸晃大臣からは、積極的に問題を追及する姿勢が見られません。

フリーランスの田中龍作ジャーナルにも、こんな記事がありました。
↓↓↓
追及する記者を指名しない石原環境相の会見

朝日新聞の記者が、手抜き除染のことを追求しているために、石原大臣はムシしていたというもの。

こういうことこそ、どんどん追求すべきなのにね〜。

ず〜っと前から私もうすうす疑っていた除染作業。

だって、いろいろな映像(YouTubeとか)で見た限り、高圧洗浄で除染しているのとかはそのまま垂れ流しのままだったし。

それに、こんな問題もあるらしい。
↓↓↓
除染現場のピンハネ(東京新聞コラム)

ん〜、復興への道、まだまだ先は長そうです。

追記:こんなテレビ番組を見つけました。


手抜き除染 国も調査を開始 by tvpickup




魔法の言葉を今日も呟きましょう!

「福島原発が沈静化しました。

被災地も少しずつ復興し始め、被災者の方々にも笑顔が戻ってきました。

東北地方の海がまたきれいになりました。

港町にも活気が戻ってきました。

ありがとうございます、そして感謝します。」



英国公認日本語ガイド協会のチャリティー・ウォーク
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
復興市場



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2 comments:

tatsumakineco said...

除染した水を平気で川に流してたりしましたからね;
石原ノビテルは、ヤル気ないんですよ。
あのポストに着きたくなかったはず。
福島第一サティアンって発言した人ですからね。
見識を疑います。
こんな人が総理にならなくて、本当によかった。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

ほんとよー。
何かこういうことがありそうだとは思ってたけど、これほど広まっているとは。
総理でなくても、こういう人が大臣ってことはやっぱり問題ありますよね。
もっとやる気ある人をポストに置いて欲しいわ。