Tuesday 21 October 2008

引率でわかる実態

昨日、長男の小学校の引率でロイヤル・アルバート・ホールまで行ってきました。

Music for Youth(ミュージック・フォー・ユース)とロイヤル・アルバート・ホール協賛の、「プライマリー・プロム」と呼ばれるプログラムで、ロンドン近郊の小学生たちを無料でコンサートに招待してくれるものです。

学校を出てから最寄りの駅まで歩き、地下鉄で40分くらい。

ランカスター・ゲイト駅に到着して、ロイヤル・アルバート・ホールまではケンジントン・ガーデンズを突き抜けて足早に歩き、会場に着いた時には汗がにじむほどでした。



コンサートのミュージシャンも、比較的若い人たち。

音楽の幅も大きく、ゴスペルのコーラス、ロック、ジャズ、スティールバンド、クラッシックのオーケストラまでと、大人も十分楽しめる素晴らしいものでした。

でも・・・

以前から気にはなっていたのですが、今回の引率でもあることが気になりました。

それは、体力とお弁当。

ちょっと歩くだけで、すぐに疲れる子供が何人もいるのです。

会場に到着するまでに、ヒィヒィ言っている子供たちが何人かいたんですよ。

学校から最寄りの駅まで徒歩で約20分くらい。

もうそこから『足が痛いー』など言い始める子も。

そしてハイドパークを歩いている時も遅れをとる子供たちが数人。

ほんとに体力がないな、と驚いてしまいます。

最近の子供たちは歩く機会がほとんど無くなってしまっているよう。

車で学校まで送迎したり、どこへ出かけるのも車という家庭が多いからだと思うのですけどね。

これでは毎日学校で体育をしてもらわないと、将来NHS(National Health Service 国民医療保健サービス)はきっと潰れてしまいますね。

もう成人病の予備軍がウヨウヨいますから。

そしてコンサートのあとは、空っ風の吹くハイドパークでピクニックだったのですが、、、

ここでもまた、気になるお弁当が目についてしまいました。

お弁当を開けてみると、必ず入っているチョコレート・バーやクリスプ(ポテトチップスのようなスナック)。

中には、ファミリーパックみたいな大きいチョコレートを持ってくる子供や、スナックばかりを食べている子もいて、

『この親は自分の子供に何をしているのかわかっているのだろうか?』

と思わせるようなお弁当の中身も。

子供の健康が一番大事だと思うのに、、、こんなお弁当で育ち盛りの子供たちがちゃんと育つわけないです。

この世代の子供たちは親よりも早く成人病などを患い、寿命も低年齢化してしまうだろうな、とつくづく思います。

長男はピクニックの途中、文句タラタラ。

みんなのスナックを見ながら、『今日くらいクリスプ入れてよ!いっつもヘルシーなものばかりでつまんない。』

でも、いつかきっと「お母さんが正しかったー!」と思うぞ、長男。



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8 comments:

Anonymous said...

お母さんが正しいぞ、長男くんよ。
ちょっと、歩けない以上にお弁当が嘆かわしいです(汗)
お菓子は食事じゃない!
まさか、それだけではないでしょうけど
持たせること自体良識を疑います。
幼稚園の時、ゼリーとフルーツとチーズだけっていうお弁当も見たことあります。
でも、まだしも、こっちの方がまともかもしれませんね。
一応チーズなら栄養価は高いから…。
謎だけど…。
普段の家庭での食生活が思いやられますね;
問題ですー。

Anonymous said...

お疲れ様でした!

「食育」という言葉がでる時代です。フードメーカーの利益優先、また利便性の向上が人間の脳と味覚の機能を鈍らせてしまったのでしょうか?

近年、気が付いていましたが、特にイギリスの偏食度の高さはすごいです。恐ろしく感じる時もあります。数年前からジェイミーオリバーたちが立ち上がったけれど、要因の親たちの意識が・・・。

いっそ食糧難になって、自分たちで畑を耕すことから教育しないとだめなのかな・・・これは勿論、究極な策ですが。

nekonasu ねこなす said...

tatsumakinecoさん、こんにちは〜。

そうですよね!ほんとにヒドいお弁当があるんですよ、たまに。
でも日本でもあり得るんですね、驚きです。
ちゃんとサンドイッチなどをさきに食べて、一番最後にちょっとだけお菓子、っていうならまだましな方ですよ、、、。
普段のお弁当もそんなに変わらないみたいです。いつも長男が恨めしそうーに人のお弁当みているみたいなんで。(笑)たまに、友達からクリスプとかもらっているみたい。
学校からも何度もお弁当の中身の注意の手紙が来ているのですが、まったく効き目がないようです。親の教育が必要ですね。

nekonasu ねこなす said...

chamaさん、こんにちは〜。

疲れましたー。(笑)
イギリスも、食育もっと頑張ってもらわないと困ります。半端じゃないですから、この無知さは。
ジェイミーの給食改革は私も賛同しましたよー。あの件から彼のことを見直しました。それまでは嫌いだったけど。
その後給食からチップスとか減って、セカンダリーの子供たちが給食を食べなくなった、とか報道されていましたが、お馬鹿な親たちが柵の外からファストフードを配達していました。
最近ジェイミーがやっているのは、「ミニストリー・オブ・フード」という番組。その番組内で、今まで子供に食事を作ったことがない、という信じられない母親が出ていてぶったまげました。その家庭ではいつも冷凍食品とかテイクアウェイだったそう。今彼女は、料理もできるようになったからホントによかったですよ。
絶対親から教育必要です。

Anonymous said...

楽しそうでいいですね!!!
あたしも行きたいです笑
ってか、20分くらいで足が痛くなるとか…
運動してなさすぎですね!
お弁当もお菓子ですか。。。
テレビで見たりしますが、お菓子をランチにしてる子多いですよね!

Anonymous said...

子供の頃は気が付かないものですよね。
私だって子供の頃は好きなものしか
食べませんでした。
きっと将来あの時お母さんが正しかった・・・と
思うのではないでしょうか。

私は車の免許がないから基本的には徒歩か自転車。
今日は東京は朝から雨ですが、片道30分かけて
幼稚園まで歩かせました。
普段は自転車なので、たまには一緒におしゃべり
しながら歩くのも良い時間だと思ったりしています。

nekonasu ねこなす said...

サオリさん、こんにちは〜。

楽しいことは楽しかったですよー。
でも地下鉄で子供たちを見失わないように見張っているのが、ちょっと疲れました。
最近の子は(とすっかりおばさん口調)、ほんとにすぐ疲れるんですよね、なぜか。
お弁当も、みんながみんなそうとは限らないけど、ほんとに質が悪いのよね。栄養のバランスをよく考えてない親が多すぎ!親の教育をしてもらわないと、イギリスの未来は暗いです〜。

nekonasu ねこなす said...

ひのっこママさん、こんにちは〜。

私も駄菓子屋さんで売っていたお菓子とかたくさん食べてましたけどねー。
今考えると、保存料などがいっぱい入っていてゾッとするものがあります。
でもご飯はちゃんと食べていました。
歩くことはいいことです!
どんどん子供も歩かせるべきだと思います〜。
うちもよくウォーキングなどに行くので、ちょっとした徒歩は大丈夫。
長男のクラスの子何人かは、ほんとに問題アリ、ですよ。